豊中ブログ

【勉強は本来、❝苦行❞じゃない!】1年生と678組

今日、7月3日㈪は1年生と678組の様子を取材しました。

 

【はじめての定期テスト】〜休み時間の風景〜

 

理科と国語のテストの間の休み時間に、1年生の教室にお邪魔しました!「この問題解けた?答え何?」と答え合わせをしたり、次のテストに気持ちを切り替えて漢字の最終確認をしている生徒さんたちがいました。

 

 

【家庭科の刺し子のウオールポケットづくりと英語の授業】

 

 家庭科では、ミシンと手縫いで裁縫をどんどん進めていました!1年生が作ったウオールポケットを拝見させていただきました!どれも丁寧に刺し子のデザインがされていました。英語ではスペルの練習や英文づくりをしていました。

 

 

カラオケとテストの採点は❝減点方式❞

テレビ番組で、歌が上手い芸能人が「カラオケ採点で何点取れるか!」を競う企画がありますよね!

どんなに上手い人・プロでも、95点前後です。その曲を歌っている歌手本人であっても100点を取ることはできないとされます。なぜなら、カラオケの採点モードは❝減点方式❞だからです!ミスをした分だけ100点から点が引かれていきます。3分という短めの曲であっても音程のズレをゼロにすることは現実的でない、非常に難しいことなのです。 

今日は、1年生にとって初めての定期試験でした。小学校のテストとの一番の違いは、問題数の多さです。一般的な小学校のテストは両面印刷の1枚です。しかし、中学校では問題用紙だけで両面印刷2〜3枚となります。解答用紙は別にあります。また、学習内容の難易度も上がっていますので、単純に点数を小学校時代と比べることは、正しい分析とは言えないでしょう。

 

やる気の作り方

勉強のやる気はどうやったら作れるのでしょうか?アメとムチ作戦(例、〇〇点取れたら何々を買ってあげる、△△点以下だったら何々を没収)は一定度の効果を出すことがありますが…一時的かつ短期的に終わります。

やる気とは本来、楽しいことや興味のある物事に生まれる感情です。つまり、勉強のやる気を生むには、勉強すること自体に楽しさを感じてもらうことが大切になります。(そんなのムリだ…と思いますか?)

本来、人間とは好奇心の塊です。知らないことを知ろうとしたり、できないことをできるようにすることを積み重ねて現代の人間社会や文明が作られてきました。特に!子どもの好奇心の大きさは本当にすごいです!

日常や社会生活のなぜ?どうして?学んだことを組み合わせて説明ができたり『自分だったらこうするかな?』『こうした方がもっと良くなると思うんだけどなー!』と仮説やアイデアを考え、好奇心が好奇心を生むプラスのサイクルが生まれると勉強は楽しくなってきます。

勉強をテストで点数を取る道具としてだけではなく、もっと広い意味、広い視点で有効なものと思ってもらえたら嬉しいです。大人もそういった視点で意図的に子どもに問いを投げたり対話をしたりするとさらによい効果が得られるかもしれません。

いずれにしても、勉強することを❝苦行❞にしないことは大切だと言えるでしょう。

 

 

☆調理室の様子です。この場所で美味しい給食が作られています!本日のおかず「凍り豆腐のチーズ焼き」の凍り豆腐とはいったい何なのか…?気になった私は迷わず栄養士さんに聞いてしまいました!興味が湧いたものですから…!