豊中ブログ

1学期終業式~目標をもって夏休みへ

〇1学期終業式の朝は、曇り空の中の登校となり、幾分涼しく感じました。部活動の朝練習もなかったせいか、人の動きも少なかったのが、余計にそう感じさせてくれたのかもしれません。終業式は体育館で行うため、何台もの扇風機が用意されていました。近くに座った生徒たちは、とてもうれしそうでした。歌の前のウォーミングアップは、互いのよかったことを語り合うというもので、自然と笑みが浮かんでいました。いつもなら校歌の練習をしっかりやって臨むのが慣例ですが、生徒たちの健康を考えて短めの練習、しかも座って歌うという配慮がなされていました。
〇式は、各学年代表による「1学期を振り返って」の発表でした。それぞれにがんばったこと、そして、2学期に向けての抱負をしっかりと述べていました。まず初めに「西日本豪雨」で亡くなられた方々のご冥福を祈って、全員で1分間の黙祷を捧げました。亡くなられた方や行方不明の方々のことはもちろん、終業式さえ行うことができずにいる同じ中学生をはじめとする被災者の方々を思って黙祷を捧げる生徒たちの様子を見て、その真剣さに心打たれました。目をつぶっているときに出会った自分が、今の本当の自分の姿だと思います。
〇1学期のいろいろなことがあったと思います。失敗したこともあったと思いますが、この世の中に無駄なことなんて一つもありません。うまくいったことよりも失敗から学ぶことの方が自分のためになることも多いものです。学ぶことをしない人は、せっかくのチャンスを棒に振るようなものです。大事なことを見逃さないようにしましょう。平成最後の44日間の夏休み、有意義に過ごしましょう。(校長)


☆ウォーミングアップは「自身を語る」

☆式前の歌練習は、座って合唱

☆各学年代表の発表