【1年生 授業風景】数学、理科、国語
2月6日㈪は、1年生の授業を取材しました。
【数学】〜円の中心を求める!〜
円を作図してコンパスを片付けてしまったあとに、「円の中心はどこですか?」と聞かれたらどうしますか?
この授業では、垂直二等分線の作図を利用した円の中心を求める学習が行われていました。
作図した円の中心を求める方法が、日常生活に直に役立つことはまずないでしょう。しかし、どうすれば円の中心を割り出せるかを考えたり、なぜそうなるのかを説明したりする過程で得られた思考力や、コミュニケーション力は必ず仕事や普段の生活に役立つはずです。
【理科】〜マグニチュードM〜
こちらのクラスでは、地震の規模をあらわすマグニチュードや地震計の仕組みについて学んでいました。
マグニチュードは「1」大きくなると、地震のエネルギーは約32倍大きくなります。「2」大きくなると、32×32で約1024倍となります。先生がマグニチュード9.0の説明をしたときに、ある生徒さんが「地球が壊れるじゃん…」とつぶやいていました。地震のもつエネルギーの大きさをよくイメージされたのでしょう。
3枚目写真では、「地震計」の仕組みについて、先生がけん玉を使って説明しています。
【国語】〜「仮想対談」の準備〜
国語の授業では今日までに、「少年の日の思い出」の登場人物への憑依(ひょうい)と、客観的な分析を繰り返してきました。そして、ここからは物語の続きを"オリジナルで考える”授業が展開されるそうです!
写真は、生徒さんがPCを使って考え、発表した過去の授業資料の一部です。登場人物の心の中の様子を、絵が得意な生徒さんがタッチパネルを使ってイラストで表現していたり、全生徒に4つの選択肢から一番近いものを選んだりする活動が行われていたりと、とても興味深い先進的な国語の授業が行われていました。
デジタル面だけでなく、対面の話し合い活動やその場での挙手などオフライン面の学習もとても活発でした!