【3年生の授業風景】
今日、5月1日㈪は3年生の体育の授業を取材しました。
今日は「新体力テスト」の測定で、握力、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、持久走、20mシャトルラン、50m走、立ち幅とび、ハンドボール投げの項目のうち①50m走、②立ち幅とび、③ハンドボール投げが行われました。
取材をすると、ボール投げで女子で22m、男子で41mの記録を出した生徒さんがいました。
ちなみに、この種目は投げたときのボールの角度を45度にすると距離が伸びます。
なぜなら、ボールは放物線(3年生の数学で登場する二次関数のグラフの形)を描くからです。
しかし、「知っている」と「できる」は同じではありません。
実際に投げてみると、角度が45度よりも小さすぎたり、大きすぎたりします。
そこで、重要になるのが「分析と修正」です。
記録を伸ばすには、誰かに自分のフォームを見てもらい、角度の調節をすることが重要です。
この方法を取り入れれば、制限時間内にただガムシャラに回数を多く投げるよりも、ずっと記録が良くなるはずです。
「センスがいいね」とか「才能があるよね」と言われるような人たちは、その物事において…何ができると結果が良くなるのかを知っています。彼らはただひたすらに、その「分析と修正」を繰り返してきたのです。
センスや才能は、生まれ持ったもの……というイメージを持つ人が多いかもしれません。
しかし、生まれたあとからでも磨くことができる領域も結構あると私は考えています!
頑張ることは素晴らしいことです。でも、ただガムシャラに頑張るだけでは良い結果が出にくく、頑張ることが辛くなってしまうかもしれません。ぜひ、「分析と修正」の視点を自分の生活に取り入れてみてください。おすすめです!
こちらは、立ち幅跳びをしているときの写真です。
自分が跳んで記録を取ったら、足跡をトンボで消してもらい、次の人の記録を測ってあげます。
気心知れた仲間同士で、楽しそうにコミュニケーションをとりながらの計測でした!