【2年生 授業風景】
今日、3月7日㈫は2年生の授業を取材しました。
【テスト返却】〜それは学びのゴールか?スタート地点か?〜
記者が取材した2時間目は、2クラスが期末テストの返却時間でした。
テスト結果を分析するときには注意が必要です。
最も早く通知される情報「点数」だけで、結果の良し悪しを決めることは危険です。なぜなら、前回の定期テストと今回では問題の内容が違っています。仮に前回のテストが80点で、今回が50点だったとします。点数の比較では−30点となりますが、問題の難易度が高くなっていた可能性があるので、この時点では結果が良かったのか悪かったのか……、何とも言えません。
全教科のテスト返却が完了した後に、通知される「順位」「平均点」を考慮した分析が必要でしょう。
なぜなら、こちらは同じ内容の授業を受け、同じ内容のテストを受けた生徒さんたちとの比較で算出されたデータだからです。
正しい分析をもとに、自分がどような目標を立て、どのような勉強方法をするとよいのかを考えることが重要です。テスト返却は、ゴールではなくて新たなスタート地点と言えるでしょう。
【技術】〜プレゼンテーションソフトを使いこなす〜
メロンパンに関する情報、ハムスターの特徴、有名キャラクターが残した名言など、生徒さんそれぞれが様々なテーマで調べたことを紹介するスライドが作られていました。
【英語】〜今日のゴールは、本文8−2をすらすら読む!〜
広島の原爆と折り鶴に関する英文でした。
2歳のときに被爆した佐々木禎子さんは、それから9年後の小学6年生のときに白血病の診断を受けます。その後、8ヶ月の闘病生活を経て、12歳で亡くなるのでした。平和記念公園に設置されている“原爆の子の像”は、彼女の死を受けて全国から集められた寄付により作られたものです。
今日の授業冒頭、生徒さんたちがペアをつくり本文を朗読する活動がありました。
ペアを入れ替えながら10回ほど朗読練習を行い、最後はどちらが早く読み終わるか競います。記者の私も参加させていただきました。その際、「crane」の意味がわからなかったので「I have a question. What do you mean?」とペアの生徒さんにお聞きしたら、「鶴」の意味だと丁寧に教えてくれました。この英文の重要なワードでした。なお、「crane」はクレーン車のクレーンと同じスペルです。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥! 教えてくださりありがとうございました!