夏にきく
毎週、出欠黒板に、その時季に相応しい短歌や俳句を、生指導主任が書いています。
今週は、有名な歌人や俳人の作品ではなく、本校の中学2年生の短歌です。
夏にきく 蛙の鳴き声 やすらぎの
春日にざわめく 夜の一時
解説
「きく」と平仮名にしたのは名案だと思います。「聴」「聞」「訊」「効」「利」等、どの漢字を当てはめても意味が通じますし、逆に、その漢字によって意味が限定されてきます。これがこの歌の妙味だと思います。
「春日」は一見「夏」と季節の矛盾を感じますが、私たちの学校は春日部市ですから、ここは「春日」を春日部と解釈することで、場所としての位置付けができます。この言葉も、この歌に深みを与えています。
さすが、大増中学校の生徒です。
今週は、有名な歌人や俳人の作品ではなく、本校の中学2年生の短歌です。
夏にきく 蛙の鳴き声 やすらぎの
春日にざわめく 夜の一時
解説
「きく」と平仮名にしたのは名案だと思います。「聴」「聞」「訊」「効」「利」等、どの漢字を当てはめても意味が通じますし、逆に、その漢字によって意味が限定されてきます。これがこの歌の妙味だと思います。
「春日」は一見「夏」と季節の矛盾を感じますが、私たちの学校は春日部市ですから、ここは「春日」を春日部と解釈することで、場所としての位置付けができます。この言葉も、この歌に深みを与えています。
さすが、大増中学校の生徒です。