宮川小学校ブログ

2-1国語の学習

 「親愛なる」。

 この美しい日本語が出てくるのは、2年生の国語の教科書です。「お手紙」という、2匹のカエルの物語です。大人も滅多に使う機会のない「親愛なる」という言葉、2年生の国語の教科書には、次のように出てきます。

「親愛なる がまがえるくん。ぼくは、きみが ぼくの親友であることを、うれしく思っています。きみの親友、かえる。」

なんと美しい表現なのでしょうか。テレビやSNSでは、これとは真逆の醜い日本語が飛び交っていて不快に思うことがしばしばあります。国語の中で磨くべき言語感覚は、「正誤」「適否」「美醜」というものがあります。子供たちが、「正しい言葉」、「適した言葉」、「美しい言葉」を判断して使う感覚を、私たち大人が育てていきたいものです。

そんな「お手紙」の学習が、2年生でスタートしました。