宮川小学校ブログ

6年生 法教育授業

 10月21日(木)、アネモネ法律事務所の吉岡毅(吉の字は正しくは一画目が短い)弁護士をゲストティーチャーにお招きして、6年生の法教育授業を行いました。今回は刑事事件について、実際の裁判でのやり取りに近づけた内容の模擬裁判を取り入れながら、教えていただきました。

 「無罪推定の原則」。これは、警察や検察、裁判官が国の仕事をする人たちであるのに対して、被告人は自分の無実を証明しなければならないため、「疑わしきは、被告人の利益に」という原則があるというものだそうです。

 また、人が人を裁くという裁判であるため、誤った判決を下さないように「三審制」をとり、判決に納得がいかない場合は、控訴や上告をすることができ、同じ内容について3回まで裁判をすることができるということを教えていただきました。

  教科書で学ぶ良さももちろんありますが、本物に触れる、本物から学ぶことは、それに勝る良さがあると改めて感じました。授業後は、裁判や弁護士の仕事に興味津々の子供たちからの質問に、一つ一つ丁寧に答えていただきました。

 吉岡先生(吉の字は正しくは一画目が短い)、ありがとうございました。