緑小学校ブログ

6月4日(火) 6月の全校朝会

 

〈6月の校長講話〉

6月になりました。1学期は、4月、5月、6月、7月に学校に来るので、もう、半分が過ぎてしまいました。みなさんは、楽しく学校で生活ができていますか?

さて、クイズです。校長先生は、お医者さんに行くことがたまにですがあります。いろいろな種類のお医者さんがありますが、校長先生は、何のお医者さんが好きでしょう?今から3つ言いますので、どれか1つに手を挙げてください。

①眼科(目医者さん)

②歯科(歯医者さん)

③耳鼻科(耳と鼻のお医者さん)

 

正解は、「歯医者さん」です。

なぜ、歯医者さんが好きなのかというと、校長先生はむし歯がないので、むし歯の治療に行くのではなく、1年に何回か、「歯の健康診断」に行きます。その時には、歯が健康かどうかしっかりと診察をしてくれ、普段の歯みがきでは取り切れていなかった汚れをきれいにしてくれたり、正しい歯みがきのしかたを教えてくれたりして、口の中がすっきりきれいになり、気持ちがいいので、歯医者さんに行くのが大好きです。

さて、今日は6月4日。「ろく」と「よん」をそれぞれ「む」と「し」と語呂合わせで読んで、「むし」となるので、それを予防する日ということで、「むし歯予防デー」となったようです。しかし、現在では、「むし歯予防デー」とは言わず、6月4日から6月10日までの1週間を「歯と口の健康週間」と呼んでいます。 

そこで今日は、歯のことを少し勉強してみましょう。まずは赤ちゃんのころ、2歳から3歳くらいにかけて、「乳歯」という歯が生えそろいます。全部で20本生えます。これはよく「子どもの歯」と呼ばれますが、歯の大きさも小さく、いつまでも生えているわけではありません。6歳から12歳にかけて、ちょうど皆さんと同じ小学生の時期に、「永久歯」という大人の歯に生え変わります。みなさんも乳歯がぐらぐらして、抜けた経験がありますね。

永久歯の本数は、人によって違います。「親知らず」と呼ばれる奥歯が4本あります。上の歯と下の歯の、右と左の両方の奥にあって、皆さんはまだ生えていないと思います。それは、人によって生えたり生えなかったり、また治療のためにわざと抜いたりすることもあって、人それぞれです。その4本を数に入れると、全部で32本ですが、実際は28本から32本ということになります。

歯医者さんに聞いた話では、大人の歯である「永久歯」の生え始めは、歯としてはまだ柔らかく、むし歯になりやすいそうです。ですから、その時期にしっかりと正しい歯みがきをしないと、せっかく大人になるまで使う大事な歯が、むし歯になって、場合によっては抜かないといけなくなってしまうそうです。

歯と口の健康週間の今年のテーマは「歯を見せて 笑える今を 未来にも」だそうです。大人になっていく途中で、仕方なく事故や怪我で歯が折れたり、抜けたりすることもあるかもしれません。そして、代わりに入れ歯などを使うこともあるかもしれませんが、いつまでも自分の歯で、美味しく食べることができるように、まずはむし歯にならないように、しっかりと歯をみがくなどして 自分の歯を大事にしてほしいと思います。