宮川小学校で出張授業を行いました
7月14日(火)に宮川小学校の6年生を対象に縄文時代の生活や食に関する出張授業を行いました。今学期は八木崎小、備後小に続いて3校目となりました。 教科書では国特別史跡である千葉県の加曾利貝塚や青森県の三内丸山遺跡が取り上げられていますが、春日部市の遺跡や国史跡に指定された神明貝塚について学び、縄文時代の遺跡が身近にあること、また実体験をとおして縄文人の生活を学習することが狙いです。
▲授業導入では神明貝塚の紹介動画と学校近くの遺跡を紹介。宮川小学校付近では花積地区や内牧地区で旧石器時代からムラがつくられていました。住んでいる場所が昔どんな様子だったか知ることで、歴史をより身近に感じられます。動画を見たり説明を聞きながら、気づき感じたことをメモする児童たちの姿も見られ、一生懸命の授業風景です。
体験のコーナーでは、市内の遺跡から発掘された土器や石器、神明貝塚で発掘された貝がらに触れたり、担当者が加工した黒曜石の石器を使って段ボールを切る体験をしました。教科書の写真や記述だけではなく、体験をとおして縄文人の生活をより一層、理解してもらえたのではないでしょうか。
▲実物の土器や貝殻を観察し、触れることで、それぞれの特徴や違いを直に感じとってくれました。
児童からの率直な感想や質問が飛び交い、各コーナーとも楽しく学ぶことができました。
この出張授業は学校の依頼に応じて2学期初めまで取り組みます!