教養講座「あなのあいた壺」を開催しました
令和5年8月4日(金)、武里大枝公民館1階講堂で、教養講座「あなのあいた壺 ~権現山遺跡底部穿孔壺と墓でつかわれた土器~」を開催しました。講師は、春日部市郷土資料館の鬼塚学芸員です。
歴史好きと思われる12人の方に参加いただき、講義が始まりました
底に「あなのあいた壺」は、何に使われたのか、どうしてあながあいているのか?
それは、正確には、まだ解明できていない部分もあるそうです。
昭和38年、権現山で偶然にもこの「あなのあいた壺」を発見した中学生が学校の先生に見せ、発掘調査に
つながったそうです。その時の先生と生徒たちの写真がありました。
この調査は、当時の「埼玉新聞」にも掲載され、話題となったそうです。
最後に質問や意見交換などがありました・・・
・・・権化山遺跡はどうやら古墳時代のお墓として存在し、「あなのあいた壺」もどうやら儀式や副葬品として作られていたと推察できるとのことです。 それでも、なぜ、あながあいているのかは・・・ミステリー・・・です。
詳しくは、春日部市郷土資料館で企画展示をしていますので、そちらをご覧ください。
権現山遺跡発掘調査60周年記念「あなのあいた壺」 (入場無料)
令和5年7月22日(土)~9月3日(日) 9:00~16:45 (休館日を除く)
当時、発掘された本物の「あなのあいた壺」がこの期間だけまじかに見ることができるそうです。