ビブリオバトル~目指せ、チャンプ本!~
みなさん、こんにちは(^▽^)/
今日は、令和5年11月12日(日)に武里図書館と武里大枝公民館の共催事業として武里大枝公民館研修室で開催された、ビブリオバトルのご報告です!
ビブリオバトルとは、参加者(バトラー)がおすすめの1冊を紹介し、観客(観戦者)との質疑応答の後、一番読みたいと思った本に投票し「チャンプ本」を選ぶ書評ゲームです。
くじ引きで発表の順番を決め、いよいよ1番のバトラーさんの登場です。緊張・・
薮上さんおすすめの1冊は『「甘え」と日本人』(土居健郎,齋藤孝著)。
「甘え」は悪いイメージがあるけれど、人間は誰しも甘えて成長する、甘えながら成長し自立していくのが自然な姿なのではないか・・とご自身の経験を交えお話しいただきました。
オニアエイピアさんおすすめの1冊は「地の糧」(ジッド著)。
「君はすっかり読んでしまったら、この本を捨ててくれ」、この言葉に深い感銘を受け、悩んだ時に繰り返し読んでいるそうです。
「いつかこの本を捨てられそうですか?」の質問に力強く「はい」と答えていました。
根本さんおすすめの1冊は、「ツナグ」(辻村深月著)。
使者(ツナグ)の仲介によって生者と死者が再会を果たす物語で、中でも親友を亡くした女子高生の話が印象に残っているそうです。亡くした大切な人とのつながりについて考えさせられました。
山根さんおすすめの1冊は、「臆病な僕らは今日も震えながら」(汐見夏衛著)。
同じ夢を繰り返し見続けていた女子高生と青年が夢の謎を追うお話。
生まれてきただけで価値があり、自分に自信を持ちながら生きていこう、明日も頑張ろうと思えるようになったそうです。
黒澤さんおすすめの1冊は、「満月の夜に君を見つける」(冬野夜空著)。
描いた絵に色を付けられない男の子と視界から色が失われていく女の子のお話し。
辛いことをポジティブに考えること、幸せの見つけ方、幸せの答えはひとつではないことを強く感じたそうです。主人公の男の子「僕」の名前を考えながら読んでほしいそうです。
全員の発表が終わりましたいよいよ投票です
チャンプ本に選ばれたのは・・・
オニアエイビアさんおすすめのジッド「地の糧」でした
最後にバトラーさん、武里図書館長、武里大枝公民館長で記念撮影です。
これからも素敵な本との出会いがあると良いですね!