夏休みこども科学教室「CDで遊ぼう!」を開催しました。
8月2日(金)
8月に入り、夏休みの宿題がまだなお子さんたちはいますか??
そんなお子さんにもってこいの今回の科学教室では、
”おもしろ彩エンスクラブ”の小林久美恵先生と小林睦夫先生が、
CDのナゾにせまる、科学の不思議な世界を見せてくれました。
はじめに"白黒なのに色がかわる? ふしぎなコマ”を作ります。
まず指ゴムサックに切り込みをを入れてビー玉を包みこみ、CDに貼り付けます。
子どもたちは指ゴムサックに切り込みを入れるのに、四苦八苦していましたが、
実はこの指ゴムサックが、コマを回すのにとても役立つのだそうです。
白黒でデザインされた紙をCDにのせ、コマの完成です。
このコマを回してみると、、、、。
なぜか、白黒以外の色が見えます。
また、右回り、左回りでも違う模様が見えます。
これが『ベンハムのコマ』という、ふしぎなコマです。
もう一つ、『大王のコマ』というより複雑なデザインの紙で試してみます。
こちらは回した途端、不思議な模様があらわれ、子どもたちから思わずワァ~と歓声が上がりました。
回転が早いときの模様が、だんだん遅くなっていくにしたがって
変わって見えるのがとても楽しいようです。
先生が用意してくださった他のデザインもやってみたいとの声が上がり、
子どもたちは自分で選んだデザインを切り抜き、コマを回してそれぞれの模様の違いを楽しんでいました。
では次に、”スイスイすべる 風船ホバー”をやってみます。
穴をあけたペットボトルキャップと切り抜いた口の部分に風船を取り付け、CDに貼り付けます。
風船に空気入れ、平らなところで放ちます。
風船を取り付けたり、空気を入れるのはなかなか大変で、保護者や先生に協力を得ながら
子どもたちは懸命に取り組んでました。
さて、どうなるでしょう??
逃げるようにスイスイすべる風船がとても面白いですね。
最後にみんなが一斉に風船を放ち、どれが遠くまで行くかや長く動いているかなど比べてみました。
今日の科学教室で、いろんな”なぜ?”に気づきました。
・どうしてコマに色がついたの?
・早く回ったときと、ゆっくり回ったときでどうして模様が変わるの?
・自分の好きな色でコマを作りたいな
・風船ホバーはどうして動くの?
・風船を大きくしたら遠くまで行くかな?
こんな疑問が生まれたら、科学の世界の扉をたたいてみましょう。