かすかべを学ぶ 大枝ふるさと塾
今年度2回目の「大枝ふるさと塾」を令和6年2月2日(金)に開催しました。
参加者は6人、でも、中身の濃い内容でした。
テーマは、 ~ 埋蔵文化財の発掘調査の意義と必要性 ~
講師は、春日部市教育委員会文化財課の岡本学芸員です。
発掘調査は、地面の下に埋蔵されている文化財です。
記録保存するためにする「緊急発掘調査」と
調査研究のためにする「学術調査」があるそうです。
市内の最近の発掘現場の写真や動画を使って、
発掘の様子や発掘後の記録保存の説明を丁寧にしてくれました。
実際に発掘に携わっている講師の話は、現実味があり、
興味深い内容でした。
3万年前には春日部市付近は海の底、
ここ武里大枝公民館がある場所も海の底でした。
なので、「遺跡」のあるところは、その周辺の台地に
多いとのことです。(写真中、赤く囲まれた部分)
市内で実際に発掘された「遺物」を手に取り、実際に触らせていただきました
参加者の皆さんもたくさんの疑問や質問を講師に投げかけていました
参加者の声
・ここまで、詳しく発掘調査のことを聞いたことがなかった
・写真を豊富に使い解説いただき理解が進みました
・とても分かりやすく話していただきありがとうございました
「かすかべを学ぶ 大枝ふるさと塾」 来年度も開催します。
皆さんもぜひ、ご参加ください。