秋の散策 ~大凧文化交流センター「ハルカイト」とキユーピー五霞工場へ~
11月21日(木)
武里大枝公民館・武里地区公民館共催の秋の散策、今回は大凧文化交流センター「ハルカイト」とキユーピー五霞工場へ行ってきました。
参加者は各公民館にそれぞれ集合し、バスで春日部市の道の駅庄和へ向かい合流しました。
【本館の正面】 【情報館(首都圏外郭放水路等の情報展示)】
都心に向かう最後の道の駅でもあり、本館には春日部市の特産品の他、各地のお土産品もあり、参加者は目移りしながらも買い物を楽しんでいました。
次に向かうのは、大凧文化交流センター「ハルカイト」です。
ここは旧宝珠花小学校の跡地を活用し、令和6年8月1日にオープンしました。
愛称「ハルカイト」は、春日部の「春」と「カイト(凧)」から名付けられたそうです。
2階の展示室には、大凧と同じ大きさが床に模されており、その大きさにみなさんびっくりしていました。
階段や壁・天井などにも多数の歴史ある凧の展示や、その他 農機具等をはじめ郷土資料が展示された部屋もあり、春日部の歴史を懐かしく感じている参加者もいました。
多くの方に気軽に利用して頂けるとよいですね。
【大凧揚げまつりの歴史が展示】 【大凧を揚げた気分で記念撮影】
そしてお待ちかね、キユーピー五霞工場へと向かいます。
【キューピー五霞工場の正面】
玄関を入ってすぐに右手に5メートルの巨大キューピーマヨネーズのオブジェ、左手にはシェフの装いのキューピーちゃんがお出迎え。
【各国で製造されている商品の紹介】 【クイズに挑戦】
さて、大枝班と武里班の2グループに分かれ見学地へ移動します。
長い廊下を歩き進めていくと、壁にキューピー製品の歴史が表示されており、サラダの日は8月31日(ヤサイ)、では、ドレッシングの日は?
(答え:8月24日(野菜にかけるからカレンダーの31日の真上)など、従業員さんが楽しく解説してくれました。やがてガラス越しに製造ラインが見えてきました。
【ロビーに紹介されているポスター】
ここ五霞工場では、数種類のマヨネーズ・ドレッシングが製造されていています。
容器の洗浄・充填・キャップの取り付け・包装と次から次へと流れ作業で製造工程に送られていく様子に驚くばかりです。
キューピーといえばやはりマヨネーズ!
特に次から次へと運ばれてくる卵を卵黄と卵白に仕分ける様子をチェックする従業員に、その速さと正確さに参加者はこの日一番の驚きを隠せません。
作業に見入ってしまうと足が止まってしまい、なかなか前に進めない状態でした。
従業員さんの説明では、マヨネーズは油70%以上のものを言い、
卵黄・酢・食塩など良い原材料を使用し、安心安全で高品質なものでマヨネーズは作られているそうで、『防腐剤は入っていませんという』説明にも感心の声が漏れました。
因みに、カロリーハーフマヨネーズやノンオイルドレッシングは調味料扱いとなるそうです。
他にも卵黄以外も100%活用され、繊維・化粧品などに、なんと卵の殻も粉末にしてたまごボーロに使われているなど、改めて知ることがたくさんありました。
さて、見学を終え、待望の試食タイムです!
渡されたサラダパックを手に、キューピーで販売されている数種類のドレッシングを試食出来ました。
【試食に提供されたドレッシングのラインナップ】
できるだけいろんな味を試していただきたいとの意向で、用意されていました。
『このドレッシングのが美味しいよ』と情報交換をしながら、みなさん代わる代わるいろんな味を試していました。
最後にキューピー五霞工場からのプレゼントを受け取り、試食後には買い物を楽しみ公民館への帰路につきました。
朝は小雨交じりの空模様でしたが、帰る時は爽やかな秋の日の差す天気となっていました。
バスの中でアンケートに答えていただき、
・知らなかったことを知った喜びは大きい
・いろいろ勉強になった
・大人になってからの工場見学する機会がないので楽しめた
など、とても満足していただけた秋の散策でした。
次回もみなさんに喜んでいただけるイベントを企画したいと思います。