11/10 知的書評合戦 ビブリオバトル!
ビブリオバトルとは、バトラー(発表者)がお気に入りの本を紹介し、それを聞いた観覧者が、一番読みたくなった本に投票し、チャンプ本(優勝)を決定するものです
武里図書館と武里大枝市民センターとの共催で行いました
今回、バトラーとして応募してくれたのは、中学生3人と一般(成人以上)2人の5人の方です
運命を分けるとも言ってもいい(?)発表順を決めるくじ引きの後、
今日の意気込みや、今の心境や自己紹介を行いました
年齢幅が広く、紹介される本のジャンルも多様なこの5人で、熱いバトルが始まります。
《バトラー紹介》(発表順)
「モナミは世界を終わらせる?」 「その本は」
はやみねかおる著 又吉直樹、ヨシタケシンスケ著
「スメル男」 「にんじん」
原田 宗典著 ジュール・ルナール著
「意地の都市住宅」
中原洋/文 藤塚光政/写真
人前で自分の思いを発表するのは、誰しも緊張するものです
決められた5分間で思いを伝えきれない人、余った時間を使い切れず言葉を探すのに困った様子など、バトラーの緊張度合いが伝わってきました
それでも、バトラーから発せられる言葉に共感した観覧者が頷く様子も見て取れました
すべてのバトラーの発表が終わり、観覧者の投票が行われチャンプ本の発表となりました。
今回のチャンプ本は、『にんじん』に決定しました!
主人公の心情変化の描写や人物像を思い描いていくことなど、自身の感想を踏まえ他者へ薦めるポイントなどをわかりやすい言葉で紹介してくれました
〔 優勝者には賞状と記念品が贈られました〕
他のバトラーのみなさんにも、本に対する情熱と感受性の高さが感じられ、投票は一人1票なのが残念です
自分では選ばない、出会っていない本に興味をもてるのも、ビブリオバトルの醍醐味ですね
最後に武里図書館長から、
「本を読みたくなるのには波があります。
特に中学生のころは、多くの本を読む波に乗ってください。」との話がありました
ちょうど読書に最適な季節です
この機会に本の波に乗っかってみませんか