5年生 総合 里山保全(サシバの里 保全活動)
5年生は本日、総合的な時間の学習で、サシバ保全を含めた里山保全活動について学びを深めるため続谷地区に行きました。
続谷地区の高徳さん、カッパ先生の伊村さんから この山が「分水嶺」(ぶんすいれい)であることを教えていただいています。(分水嶺は雨水が異なる方向に流れる境目となる山のことだそうです)
先週、関係の方々で下草刈りをして下さったおかげできれいに整備されていました。
反対側は なが~い篠竹。整備して下さった側は、篠竹等を刈り払ってくださったのでとてもきれいでした。
里山は人の手を入れて整備していかなくてはならないこと、日本の生態系を守っていくための活動の大切さ等を教えてもらいました。(昔は炭や薪などにするために木を切り出したり、枯れ葉は堆肥にするために集めていたりしたので、里山は整備されていたとのこと。今とはずいぶん違うことが学習できた5年生です。)
棚田は一部のみ、オタマジャクシ(ウシガエルの赤ちゃん)のために水を残しているとのことでした。
田んぼ脇の用水路も整備活動をしてくださっています。
この広場付近をどのように活用していくか、5年生なりの提案をこの後の総合学習で考えていきます。
高徳様、伊村様、環境保全活動についての熱い想いと、次世代となる5年生へのメッセージ、ありがとうございました。
帰りは、サシバの餌となるカエルを守るための取組「カエルの橋」づくりの活動場所を伊村さんに教えていただきました。これは数年前からの取組です。
去年も6年生が「カエルの橋」を制作しました。今年も5年生がその活動を引き継いでいきます。
5年生、地域からの学びを今後に生かしてくれることと思います。
では、また明日、お待ちしています