私たちは「シャカイフクシ・ホウジン」です

近年は、認定こども園、小規模保育園、家庭的保育と、形態も母体もいろいろの保育施設が混在していますが、私たちは1972年の設立から社会福祉法人として、いわば昔ながらの「The保育園」を運営しています。
そもそも国・市の認可を受けた認可保育園の保育とは、制度上は実は「社会福祉事業」と位置付けられても、います。
保育園に子を預けないと働くことができない、あるいは療養できない保護者の子を預かってその機会を保障するための福祉、そして、預かっている間の子どもたちが親から離れても充実して生活できるためできる限りの工夫や配慮を凝らす意味でも福祉、また発達に課題がある子も遜色なく自分らしく生活し仲間もできる、そんな意味からも、認可園の保育は福祉なのです。
では、幼稚園には教育があって、福祉施設である保育園には教育がない?いえいえ。
個性のちがいを認められ、ダダコネ・イヤイヤする自由や「やりたい」「やりたくない」の自由も尊重され、安心してゆっくりじっくり自分を出しながら、正解を限定しない、正解を急がないイキイキしたあそび体験の中で育ちを重ねたい乳幼児期の子どもたちの育ち(=教育)に、この「フクシ」に根ざす保育の風土は、実は相性が良いのです。ただし、社会福祉法人であっても自分たちが福祉の担い手であることを忘れてしまっている保育園も残念ながら存在するようです。
私たちは未熟ながらも、福祉を出発点とすることを大切にしながら、子どもたち、そして保護者と関わりを作っていくようにしています。

概要

【所在地】〒321-0932 栃木県宇都宮市平松本町779-22
【連絡先】電話 028-661-1465 FAX 028-661-1532
【運 営】平松愛児会
【代 表】今井 清子
【設 立】昭和47年1月
【定 員】平松保育園           120名
     ココロミ保育園 自然の森公園前 30名
     ふざかしおひさま保育園     80名
     ゆいのわ保育園         30名

沿革

昭和47年 創立

理念

あそびを大事に保育します
 みたてつもりあそびやごっこあそびに代表されるあそびは、抽象的思考(自分を見つめる思考、身のまわりの世界や他者の気持ちを認識する力、ことばでやりとりすることの土台)を育てます。また体づくりや人とのかかわりの力も、乳幼児期は、結果や型の定まった活動より、子どもたちがそれぞれ自分なりの主体性を持って取り組み自由度や創造性が保障されたあそびの中で育てられることがふさわしい時期です。
 そのため保育園ではあそび活動を大事にします。一方で、保育所保育指針にもとづく立場と、小学校教育での各教科の指導が児童の成長に即して適切に編成されていることを信頼する立場とから、それらと矛盾する就学前からの早過ぎる知育(あそびに根ざさない、教科指導的な知育)は行いません。