校長室から

2020年7月の記事一覧

校長室から 7/13消毒・清掃ボランティア

  新型コロナウイルス感染症予防のため、放課後先生方が残って、毎日、教室の机・イス等の消毒やトイレ清掃を行っていました。コロナ対策のために増えた業務で、それが終わらなければ、明日の授業の準備やテストの丸付けもできません。正直なところ、たいへんな作業です。それを知ったPTA本部役員の方が声をかけてくださり、お子さんを迎えに来た時間等を利用して、教室の机・イス等の消毒やトイレ掃除を手伝ってくださいました。本当に助かっています。
 この消毒・清掃ボランティアについては、PTA会長さんからの通知が10日に配られました。趣旨を御理解いただき、みなさんに助けていただきたいという学校の思いを代弁していただいたものです。ボランティアは、できる人が、できることを、できる時間に、そして無理をせずに、ということが大切です。負担に感じてしまうと長続きしません。もちろん、やらなくていい仕事をやるわけですがら、負担がないわけはありません。それでも手伝っていただけることに、本当に感謝しています。もしそういった時間がとれるという場合に、ちょっと様子を見に行ってみようかなくらいの軽い気持ちで手伝っていただけませんでしょうか。毎日の業務なので、人数が増えると助かります。児童が、学校が、保護者が、みんながWIN,WINになる関係が築けるとありがたいです。
 なお、新型コロナウイルス感染防止の観点から、保護者の皆様だけに限定してお願いしています。勝手なお願いで申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。





校長室から 7/10インコの鳴き声

 朝、児童のみなさんの登校のとき、校舎西側の小鳥小屋からは「チッチッチッ」というにぎやかなインコの鳴き声が聞こえてきます。青、緑、黄色といった鮮やかな色が見え、かわいいなと思わず近づいて姿を見ようとすると、驚いたのか「ピッ」と鳴いて、上端のほうに飛んで隠れてしまいます。一体どう感じて、なんと鳴いているのでしょう。慣れない私の思いはなかなか通じないようです。
 実は、4月当初から、何羽いるのかなと数えています。ときには10羽、ときには8羽、ときには7羽、一体何羽が正解なのでしょう? ある日の朝、数えてみたら13羽! 今までで最高記録!! ちょっとした喜びでした。先生方や児童のみなさんに聞いてみると、「15羽くらいかな?」とか「20羽くらいに増えたようなことを聞いたことあるなあ」とか「屋根の隅にかくれていてよくわからないなあ」などさまざまでした。
 来校した際、もし気になったら数えてみてください。餌場や水飲み場に降りてきそうな時間帯や枝で休んでいる時間帯などがわかると、楽しいし、数えやすいですよね。ただそのときにはくれぐれも脅かさないように近づいてください。慣れない人に対しては、かなり臆病のようなので。


校長室から 7/7今日も雨

 7月7日(火)、今日は七夕ですが、梅雨の真っ只中ではなかなか晴れてくれませんね。そんな中、先週の7月3日から九州地方を中心に降り続いた豪雨はたいへんな被害をもたらしました。この豪雨によって犠牲になった多くの方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被害に遭った多くの方々に心からお見舞い申し上げます。
 さて、栃木県でも、大きな被害こそ出てはいませんが、雨が続いています。今から遡ること5年、2015年9月に、栃木県でも大きな被害が出たことがありました。台風とそれから変わった温帯低気圧の影響だったと思いますが、線状降水帯ができ、鬼怒川水系と小貝川水系で河川の氾濫など大きな被害になったと記憶しています。栃木市や、茨城県常総市の浸水被害は大きなニュースにもなりました。浸水した家の中には、私の知人宅もありました。
 芳賀北小がある芳賀町は、比較的災害の少ないところではありますが、集中豪雨が増えた現在は大丈夫とは言い切れません。もしそういった被害が出る可能性が出てきたとき、私たちはどこにどう避難すればいいでしょうか。身近にはいろいろな危険が潜んでいます。9年前の東日本大震災は記憶に新しいと思います。また、今から34年前の1986年には、茂木町の逆川が氾濫し、市街地では軒先まで水が来たという話を聞いています。いつどこで被害が起こるかわかりません。被害が起こっていない今だからこそ、そのときどうするかを考えておくべきだといえます。災害は起こらない方がいいに決まっています。しかし、起こらないことを願って対策を考えないわけにはいきません。起こってからどうするか考えているのでは遅いからです。ちょっと重い話になってしまいましたが、この期を捉え、家族で話してみてはどうでしょうか。
 今日、七夕の夜。夜空にきれいな星空は見られるでしょうか。織り姫、彦星の壮大なロマンを感じつつ、久しぶりに雲のないきれいな星空を見てみたいものですが・・・。 

校長室から 7/3梅雨明けが待ち遠しいですね

 7月に入りました。栃木県内では、中学校や高校の部活動で、県内の活動に限りますが、対外試合が解禁になったようです。小学校でも同じように解禁になったと聞きました。やっとここまで回復したという喜びと、感染者がまた少しずつ増えてきている現状を考えて心配になる気持ちと、両方の気持ちがありますが、できるだけ対策をしっかりと行い活動していきたいと思っています。
 そんな中で今日、3日(金)に、5年生の「生き物調査」が行われました。梅雨の晴れ間で少し暑かったですが、児童は大人の方のアドバイスを受けながら、大喜びで生き物を探していました。中には、カエルなどが苦手だと話していた児童もいましたが、それなりに楽しんでいたように見えました。芳賀北小学校の周りは、生き物の宝庫ですね。活動に御協力いただいた芳志戸環境向上推進会議のみなさん、平成理研のみなさん、本当にありがとうございました。
 前述したように、いろいろな活動が再開されていますが、4日(土)は雨の予報で、残念ですが外の活動はできないかと思います。来週も天気はぐずつく予報となっています。梅雨が終わればもっと暑くなるとは思いますが、カラッとさわやかに晴れる日が待ち遠しいですね。


校長室から 7/1 7月になりました

 気がつくともう7月、2020年も折り返しとなりました。梅雨がまだ明けず、ジメジメして気温が高かったり低かったりと健康維持に苦労する毎日ですね。個人的には暑い夏が好き(といってもあまり暑いのは困りますが)なので、早く梅雨が明けてほしいと思っています。また、今日からスクールバスの早便遅便が逆になりましたが、スムーズに登校できたようで安心しました。
 昨日の6月30日は、管理訪問といって、教育委員会や教育事務所の方が6人ほど北小を訪問し、授業を見たり、先生方と面談したりしました。この訪問は、新しく管理者や教職員になった先生方の様子を見に来る訪問ですので、私や教頭先生も面談しました。最も大変だったのは初任者の先生でした。本校には、永井先生と金田先生という2人の初任の先生がいます。2人とも緊張した面持ちでこの日を迎えたのですが、しっかりと面談していたようです。また、永井先生は、研究授業として3年2組での授業を参観していただきました。その授業を私も参観したのですが、しっかりと課題に向き合い、手を上げ、はっきりと発表する児童の姿が見られ、たいへん頼もしく思いました。本校で行っている「学び合い」の授業が、少しずつ実を結んでいることを実感しました。緊張する先生を助けようとしているようにも見えました。とても素晴らしかったです。今後も『みんなでわかる、みんながわかる』を目指して、「学び合い」の授業を充実していけるといいですね。