高野山小ニュース

着衣泳を行っています

全ての学年が,通常の水泳学習を終え,順次,着衣泳に取り組んでいます。

着衣泳では,水着の上に長袖長ズボンを着用し,洋服で水の中に落ちてしまったときの対処方法について学びます。

まずは,水の中を洋服で歩いてみて,水着だけの時と比べて動きにくいことを体感します。

実際に水の中を歩いて気づいたことを発表していました。

 

 

おぼれている人を見つけた時にどうすればよいのか,5年生の先生は実演してくれました。

おぼれている人に,手を差し伸べ助けようとすると・・・

引きずられて,助けようとした人も落ちてしまいます。

近くにある棒などで助けようとするのも危険です!

こんな時には,近くにあるペットボトルを投げ入れてあげると,それを使って浮くことができます。

また,ビート板など浮きやすいものを投げ入れるのも効果的です。

これらを使えば,何も無いときよりも楽に浮くことができます。

ペットボトルを使って浮く方法を,児童も実際に体験してみました。

はじめはコツがつかめず,うまく浮くことができませんでしたが,コツを覚えて上手に浮くことができるようになりました。

これから始まる夏休み。

海や川などでの悲しい事故のニュースが毎年報道されます。

万が一,水の中に落ちてしまったときには,今回の学習を思い出し,あわてずに,まずは浮く方法を考え,救助を待つことが大事です。

おぼれている人を見つけた時には,無理に引き上げようとするのではなく,浮き輪の代わりになるものを投げ入れ,すぐに110番,119番通報をして,救助を待ってください。

しかし,一番大事なことは,事故にあわないことなので,水辺でのレジャーの際には十分お気を付けください。