令和3年度 校内理科作品展

各学年の作品紹介

校内理科作品展 6年生の作品

ソーラー湯沸かし器の作成(災害時の活用を想定して)
災害時に使用できることを目標に、集光器などの器具を自作し、どのような条件下でお湯を沸かせるのか研究し、まとめている。集光器はより光を集められるように、角度の調整を行ったり、コンパクトに収納できるように工夫したりしている。実際に気象条件のよい日は、約40分で60℃のお湯を沸かし、カップめんをおいしく食べることができた。

 

ちょっと変わった色の実験 Part 2
3年生の時、野菜の汁にLEDライトを当てると赤く光ったり、変わらなかったりと光り方に違いがあることを知り、どんな野菜で赤く光るのか、実験して論文にまとめている。
今回は、その続きの研究となっていて、長ねぎの青い部分は赤く光る。ピーマン・パプリカでは、緑のピーマンが赤く光るという結果が得られ、野菜の緑色の部分が赤く光ることが分かった。
また、それは葉緑素の影響だと、調べて理解できた。

 

昆虫の標本  【市内科学作品展 銀賞】
ふなとの森を中心に、身近な虫を丁寧に標本にした。
虫を詳しく観察し、似ている点や違っている点に気付いた。

 

雲発生装置
雲の学習に興味をもち、その性質について調べた。
びんの中に水を入れ、注射器を強く引くことで、びんの中の気圧を下げ、雲を発生させる。
家にある不用品を利用したり、ガスケットにガーゼと保護材を使って密閉度をあげたり工夫した。

 

磁石で作るリニアモーターカー
リニアモーターカーの仕組みに興味をもち、動く理由を調べ、自分で作ってみた。
動くときのまさつを少なくするために、試行さくごし、スムーズにモーターカーを走らせることができた。

 

耳をすませば
電気回路の勉強に興味をもち、ラジオを作った。
ハンダ付けは、集中力が必要だったため難しかった。
ハンダ付けの時に、線がからまないように気をつけたり、線の長さを調整したり工夫してラジオを完成させた。

 

フルーツの発光実験
兄が小学5年から継続して数年行ってきた「野菜の発光実験」。
今までは見ているだけだったが、フルーツで実際に行った。ルミノール液によって、発光する様子を記録した。肉眼では見えなかったが、写真で撮影すると発光が確認できることに気付いた。