学校の様子

リレー講座

 我孫子第一小学校で、広島・長崎派遣中学生による「リレー講座」が行われ、白山中から昨年度広島に派遣された田中さんと山口さんがアシスタントとして参加しました。我孫子市では、平成17年(2005年)から中学生を被爆地に派遣する平和事業をスタートさせ、平成27年には歴代の派遣中学生が自分たちの体験を次の世代に伝えようと企画し、リレー講座が始まりました。今日も、大学生や高校生が講師となり、小学生に授業を行いました。

 授業は、派遣中学生についての説明、第二次世界大戦や原子爆弾について、被爆者の話など聞いたのち、「平和とはどんなことか」「自分たちにできることは何か」など、グループで話し合い意見を出し合いました。

 小学生は、学校に通えることや、家族や友達がいること、水が飲めることなど、日頃当たり前と思っているものがとても大切なものと改めて考えたようです。最後に、1人ずつ1枚の葉っぱが渡され、今日の授業の感想や平和に向けて自分が出来ることを書いていました。授業の終わりに葉っぱは集められ、講師やアシスタントが平和の木として完成させます。