教育実習生の精練授業(5年)
教育実習生が精練授業を行いました。精練授業は、これまでの実習の総まとめの授業です。
今回の授業は、国語で実施しました。同じ事実でも、伝え方によって全く異なる伝わり方をしたり印象を与えたりするということを説明文の読解を通して学び、そのことを生かして、新聞の見出しづくりをする授業です。
テーマは運動会です。例えば、1番伝えたいことが「紅白リレーの選手としてがんばって走ったけれど、惜しくも2位で悔しかった。」ということなのに、新聞の見出しが「走りぬいた!紅白リレー」だったらどうでしょう。惜しくも2位の悔しさが十分に読み手に伝わりません。では、どうしたら惜しくも2位の悔しさが伝わるでしょうか?
このように、伝えたいことに合わせた見出しを考えて、「効果的に伝える」ことが今回の授業のねらいです。子どもたちは、自分が考えた見出しを友だちに紹介して、よりよい見出しを作るためのアドバイスをもらいました。班ごとに対話をして学び合い考えを深め合いました。身を乗り出して話し合う子どもたちからは、学びに対する前向きな意欲と学びの深まりを感じました。
教育実習生は、この日の為に、指導教官の担任と放課後に念入りに話し合い準備をしました。これまでの一生懸命な頑張りに大きな拍手を送りたいです。
未来の学校の先生が、南っ子とともに、今日も学んでいます。