南っ子の日々

第4回 校内授業研究会

12月4日(月)第4回 校内授業研究会

南小では「自分の考えや思いを、豊かに伝え合うことができる子どもの育成」をテーマに、ICTを使った表現力向上の取り組みを行っています

今回は、第4回目
1年生と6年生が授業を行いました

1年生「生活科」へんしん、むかしあそび名人

12月に、幼稚園生との交流会があります
そこで、1年生は幼稚園生に、昔遊び(けん玉・こま・おはじきなど)を教えるのですが、上手に教える方法を、先生役、幼稚園生役に分かれて学習をしました
  
学習では、先生役の児童がタブレット型PCを使って、事前に撮った名人動画を見せてあげたり、練習する様子を動画撮影し、なおした方がよいところを見せてあげたりしました

南小の授業を見に来た教育委員会の先生からも、1年生が自分で動画を撮影しながら学習しているのを初めて見た
と、とても驚かれていました

6年生「社会科」わたしたちの生活と政治

東日本大震災を題材に、日本がどのように復興していったのかを考える学習です
学習では、自分たちで今後の学習計画を立てる
という、まるで中学校の学習のような、難しいものでしたが、グループで協力し「あれが調べたい、これが調べたい」と対話しながら進める姿が、とても生き生きしていました
  
2011年の東日本大震災から、もう6年の月日が流れました
あの震災を小学校で経験した児童は、すでに卒業しています

今の6年生でさえ、幼い時の記憶ゆえに事前のアンケートでは「あまり覚えていない」と答える児童も多くなっています

災害から身を守る方法は、代々受け継がれていかなければならない大切な学習です

防災教育の必要性も、改めて感じる学習となりました