令和5年度 全国 学力学習状況調査

令和5年度 全国 学力学習状況調査 分析結果
特徴 と 現状分析

国語

 概ね全国の調査結果の値に近いものになっているため、力がついてきていると考えられる。特に書くことの項目では全国の値を越えているので、継続して指導にあたりたい。

数学

 どの領域においても正答率が低く、数学に対する「知識・技能」「思考・判断・表現」いずれにおいても課題があることがわかる。なかでも、記述式の問題に困難を感じる生徒が多い。これは、記述を行う前の、問題の読み取りに大きな問題があると思われる。ただし、全体的なバランスは特異な点は少なくその意味では平均的な成長をしていると考えることもできる。

英語

 読むこと、聞くこと、書く こと、全ての項目に対して県平均に対して 6 割程度の正答率である。どれか一つが明確に苦手である、ということはないと分析できる。書くことの正答率がやや低い。これは、書くこと自体が語彙、文法理解などの応用であるためであると考えられる。よって、語彙力と文法理解など基礎基本の定着が必要不可欠であろう。現状としては、英語の授業についての生徒たちの反応はよく、意欲的に授業に取り組めている。生徒の興味
関心に寄り添い、この意欲を維持しながら、全体的な英語力のアップに臨みたい。