校長ブログNo150 夏休み「最終美」
忘れもの
高田 敏子
入道雲にのって
夏休みはいってしまった
「サヨナラ」のかわりに
素晴らしい夕立をふりまいて
けさ 空はまっさお
木々の葉の一枚一枚が
あたらしい光とあいさつをかわしている
だが キミ! 夏休みよ
もう一度 もどってこないかな
忘れものをとりにさ
迷い子のセミ
さびしそうな麦わらぼうし
それから ぼくの耳に
くっついて離れない波の音
(光村図書 小学4年国語科教科書にも掲載されています。)
高田敏子(たかだ としこ)1914年 - 1989年 詩人 東京市(現・東京都)出身
海が大好きだという高田敏子さんの詩です。白浜小学校の児童にも保護者や地域の方にもピッタリの詩だと思い紹介しました。
今日のブログタイトルは「夏休み最終美」です。「最終日」ではなく「最終美」。終わり良ければ総て良し。夏休みは行ってしまいますが、美しく終わるということは新しいことが美しく始まることにつながります。
残念ながら明日、9月2日(月)は初日からやむを得ず、臨時休業となってしまいました。
44日間にわたる長い長い夏休みでしたが、いかがお過ごしでしたでしょうか。ご家庭でそれぞれ思い思いの夏を過ごされたことと思います。息が苦しくなるような猛暑が続いた毎日に加え、台風や地震などの自然災害のニュースに危機を感じた今年の夏休みでした。一方で、暑さを忘れるような盛り上がるできごともたくさんありました。特に、オリンピックや現在開催中のパラリンピックをはじめ、高校野球などスポーツを通して元気と希望が自然とわいてくるような感動を味わう夏休みでした。個人的にはやはり今年の夏は「特別な夏」に感じました。また、長いコロナ禍が完全に明けた印象をもった夏でもありました。どこに行っても「人・人・人…」圧倒されました。
夏季休業中も「校長ブログ」をご覧いただき、長文にお付き合いくださりありがとうございました。(夏季休業中は少しペースを落として投稿する予定でしたが、3日書かなかったら落ち着かず…結局、どこかで読んでくださる方を勝手に思い浮かべながら、つれづれなるままに書かせていただきました。おかげさまで今日は何日?何曜日?などということがなく、ほどよい緊張感を保てたかな?(笑))
そして...
児童の登校、皆様のご来校を9月からお待ちしております。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
おしまいに...
台風10号接近と線状降水帯の影響で昨日もものすごい雷雨でした。どうかお気をつけてお過ごしください。
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