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校長ブログNo104 海に寄せる想い

童謡「海」(林柳波作詞、井上武士作曲)(1941年(昭和16年)発表)

うみはひろいな おおきいな つきはのぼるし ひはしずむ

うみはおおなみ あおいなみ ゆれてどこまで つづくやら 

うみにおふねを うかばせて いってみたいな よそのくに

この童謡は2007年(平成19年)に日本の歌100選にも選出されている曲です。

海をテーマにした歌は、このほかにも文部省唱歌の「海」や「われは海の子」などがあります。

▼ 写真は尾垂浜

夏の海 心開けば あたたかい

本校の3年生児童による俳句です。「夏といっても海は冷たいのに、どうして「温かい」なのか考えたくなります。きっと海に入った瞬間は冷たくても、遊んで心が開いてくると、温かく感じるほど楽しいということなのかもしれません」と指導した教員が評しています。

今日7月15日(月)は、祝日 海の日です。

鉛筆祝日 海の日鉛筆(参考資料:ウィキペディア)

国民の祝日に関する法律では、「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ことを趣旨としている。国土交通省は「世界の国々の中で『海の日』を国民の祝日としている国は唯一日本だけ」としている。海の日は、1995年(平成7年)に制定されて1996年(平成8年)から施行された日本の国民の祝日の一つである。制定当初は7月20日であったが、2003年(平成15年)に改正された祝日法のハッピーマンデー制度により、7月の第3月曜日となった。日化される前は「海の記念日」と呼ばれていた。海の記念日は、1876年(明治9年)に明治天皇が東北地方に巡幸した史実を記念して、1941年(昭和16年)に制定された。このとき使用した船は「明治丸」と呼ばれ、現在でも東京海洋大学越中島キャンパスに保存されている。

▼ 写真は屋形海岸の夕波千鳥

さて、冒頭の俳句のほかにも、本校の児童(5・6年生)はこんな短歌や俳句を詠んでいます。

たのしみは ゴーグルつけて 海に行き 砂浜かけて 落ちていくとき

たのしみは 晴天の日に 海に向かってわくわくしながら 走っているとき

砂浜に 黒と緑の風船だ

ダイビング ジンベイザメと 海の旅 

子供らしくのびのびとしたエネルギーを感じる作品です。海のある地域に生まれ育った子供たちでなければ詠むことのできない短歌や俳句が生まれました。