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校長ブログNo119 私たちの研修①(暑い夏に熱~いトレーニング)

児童にとっての夏休み中、私たち教職員は学校での勤務の他に、各所に出張し研修に参加しています。研修は講義、演習、実技、研究会、講演会、オンライン、資料を読むなど内容や形態はさまざまです。研修の模様を少し紹介したいと思います。

7月22日(月)夏季休業中の出勤日1日目、「校内モラールアップ研修」を行いました。

鉛筆モラールアップ研修鉛筆

「モラールアップ」とは「やる気」や「志気」を高める研修という意味。研修を通して職場の親睦と同僚性を高め、労働性や生産性を高めるメリットにもつながります。また、リラックスした雰囲気でコミュニケーションを取ることができることから、職員のチーム力向上にもつながる効果が期待されます。

今年のテーマは「夏だからこそ、体をきたえよう! 簡単筋トレ研修」でした。

講師は、ご自身がバレーボーラーであり、オリンピック日本代表を想起させるような実力ある本校の体育主任です。パーソナルトレーナーのように、自身の経験から導いた効果的なトレーニング法を私たちに教えてくれました。(昨年度は同じくバレーボール経験者である当時の校長とタッグを組み、熱血な研修が繰り広げられたそうです。アタックナンバーワンの世界だったかも?!)

さっそく、1人1枚マットを用意して真剣にトレーニング開始。今回は筋トレの中でも体幹を鍛えることを目標に腹筋の強化に特化して行いました。「プランク」、「サイドエルボーブリッジ」そして究極は1日1回30秒のトレーニングで激ヤセ!!ポッコリお腹を凹ませる魔法のトレーニング「ヒンズープッシュアップ」(これはきつかったです汗・焦る)「魔法」という言葉に飛びつきましたが、「魔法」とは、努力した人にだけ与えられるものだとやってみて感じました。実技は個人で取り組みましたが、横並びで向きを変えながら他の職員の様子を見ることもできました。また、質問や感想を交流させることでトレーニングに関心をもつことができました。今回教わったトレーニングも知識としては知っていても継続することの大切さを感じ取りました。

ここでいったん休憩...

学校教育目標は「知・徳・体」を柱とし、バランスよく児童を育成する目標となっていますが、私たち教職員も同じです。健全な精神と健康な体を大切にすることを今回の研修を通して改めて意識しました。夏季休業を利用して教職員は健康診断や人間ドック等を受けます。2学期もベストな状態で指導できるようコンディションを整えたいと思います。

休憩をはさみ、後半は、「プロテイン」についての正しい知識をもつという話です。今やブームとなり、コンビニエンスストアでも手軽に購入できる「プロテイン」について。私が大きな勘違いしていたのは、「プロテイン」は筋肉をつけるために飲むものだと思っていたこと。「プロテイン」=日本語で「たんぱく質」。そうです!「たんぱく質」は三大栄養素(炭水化物・脂質・たんぱく質)でもあり、疲労回復、良質な睡眠、良質な爪・髪・肌をつくることにも効果があるのです。人の体は7割が水分で、2割が「たんぱく質」で構成されていることを考えると、筋肉のことを考える前に、まずは大切な栄養素であることを意識しなければいけませんね。そして大切にしたいのがバランスのとれた食事です。休み中は学校給食が食べられませんが、当ブログでも常時掲載している学校給食のありがたみを感じます。食事だけでは足りない栄養を補うための「プロテイン(たんぱく質)」と考え、自分に合った「プロテイン」の種類を補給することがいいようです。(奥が深い。)昨年の夏、食品メーカーの味の素「CookDo」が大人気漫画「ハイキュー!!」とコラボして、「食え。そして、強くなれ。」という名言をコピーした広告を出していました。また、味の素は「あなたのカラダはあなたの食べたものでできている」をキャッチコピーとして学校にも出前授業を展開しています。暑い夏だからこそ運動も大切。食事も大切。いろいろと学ぶことの多い研修でした。

この日のモラールアップ研修午前の部は「動」の研修でしたが、午後の部は「静」の研修でした。何をしたのかは、後日お伝えしますのでお楽しみに...。

【後日談】

研修の次の日。床に落としたモノを拾ったら「イテテ...」今日はやけに腹筋が痛い。なぜ?思い当たる節は、昨日の「筋トレ」研修によるものでした。体に効いています。私は参加者の中で最年長でしたが、若い教職員に負けないよう、年齢のことも考えて無理せずコツコツと取り組んでいきたいと思います。3日坊主どころか口だけで終わらないように(苦笑)