校長ブログNo12 「昭和の日」に ~なつかしの昭和へGo to トラベル(その1)~
今日4月29日は祝日「昭和の日」。昭和時代(1926年~1989年の64年間)は「天皇誕生日」でした。その後、1989年(平成元年)~2006年(平成18年)までは「みどりの日」となり、2007年(平成19年)~現在は「昭和の日」となりました。国民の祝日に関する法律(祝日法)ではその趣旨を「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧(かえり)み、国の将来に思いをいたす」としています。世界ではいまだに戦争が起きていますが、日本も過去の戦争の反省から平和を改めてかみしめる機会になっています。
ああ「昭和」!なつかしい響きですねぇ~。私も昭和生まれです。いったいどんな時代だったのでしょうか?まずはこちらの写真から(資料は1989年(平成元年)100周年記念誌より)
写真は白黒印刷の関係でカラーではありませんが、見慣れた景色ですね。昭和63年ですから約40年前です。「おはようございます!」朝の登校風景。現在と同じく登校班で登校しています。黄色い安全帽子はなかったのでしょうか・服装や髪型も今と比べると少し違いますね。安全協会の方や先生らしき人も映っています。今は押しボタン式信号が設置されていますが、どうやらなさそうです。みんなに見守られながら横断歩道は手を挙げてしっかりと渡っています。ちなみに現在の正門前の横断歩道の写真です。
児童昇降口はにぎやかそうです。「おはよう!休み時間ドッジボールしようぜ~。」「昨日、ザ・ベストテン見た~?」なんて話をしていたかもしれませんね。靴箱も今よりは多くの靴が入っていそうですね。当時は学年2学級でした。
みんなのおじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんもどこかにいるかもしれませんよ。
今の昇降口の様子です。子供たちの笑顔が輝いていますね。昔と変わりませんね。なんだかホッとします。
昭和は日本の産業が発展し、世界に誇る技術を開発した時代でもありました。学校施設も放送機器やパーソナルコンピューター(パソコン)が導入され、次第に便利になっていきました。写真は、放送室の放送設備(テレビモニターがたくさんありますね)職員室のパソコンやプリンターの様子。今と違って大型で場所も必要でした。令和の今は1人1台のGIGAスクール。当時は誰も想像できなかったことでしょう。
▼現在の様子(上:放送室 下:職員室)
今年(令和6年)は、平成から数えて36年。昭和から数えて99年。大正から数えて113年。明治から数えると157年になります。「白浜小学校」は学校ができてから135年が経ちます。詳しくはこのホームページのメニュー「学校紹介」⇒「沿革概要」をご覧ください。
1889年(明治22年)6月10日「白濱村立白濱尋常小学校」として創立
1941年(昭和16年)国民学校令により「白濱村立白濱国民学校」。同年、校章が制定される。
1947年(昭和22年)学校教育法により「白浜村立白浜小学校」
1952年(昭和29年)光町誕生により「光町立白浜小学校」
2006年(平成18年)横芝光町誕生により「横芝光町立白浜小学校」となり現在に至る。
まさに激動の「昭和」64年間をたくましく生き抜いてきた「白浜小学校」です。最近では平成生まれのZ世代(1990年代後半~2000年代に生まれた世代)から見て、Y世代(1980年代後半~1990年代前半生まれ)、X世代(1960年代後半~1980年代。わたくし校長はこの時代です。)といった昭和世代に流行したものを特集する番組もあります。学校の歴史はまだまだ十分調べつくせていないので、私も勉強して別の機会にお伝えすることにします。校舎は時代と共に建て直したりリフォームしたりしましたが、校内のどこかにまだ「昭和の薫(かお)り」が残っているところがあるかもしれません。みんなで探してみよう!おうちの人が白浜小学校の卒業生だったら昭和時代のことを聞いてみよう!!もしわかったら私にも教えてくださいね。