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R6 体力向上ブログ

NO.2 体が疲れた、筋肉痛が・・・、回復するためには○○だ!

 

 NO.1ではトレーニングについての話でした。しかし、トレーニングだけでは、体力は向上しません。疲労回復のための食事と睡眠、そして運動の3要素が必要不可欠となります。NO.2では、「疲労回復」と「お風呂・睡眠」について解説します。

【疲労回復にもってこいのドリンク それは・・・】

 この時期は暑い日が続き、疲れがたまってくる時期です。そんな時にピッタリのドリンク。それは、なんと100%オレンジジュースです。疲労回復に必要な、クエン酸・ビタミンCが一気にとれます。また、運動をすると糖がエネルギーとして大量に使われるので、そうしたときにオレンジジュースを飲めば、しっかり糖分を補給できるのです。手軽に飲めるジュースですので、保護者の方も、ジョギングをした後に、オレンジジュースを飲んでみてください。朝までぐっすり眠れて、疲れが残りませんよ。おすすめです!

 

【お風呂でlet’s try!~明日元気になるかも~】
 2学期が始まり、子どもたちに学校生活が戻ってきました。しかし、そんなほっとした時に感じてしまうのが、「疲れ」です。その疲れを、ある簡単な方法でとることができます。それが、「お風呂」です。では、どうしてお風呂に入ると、疲れがとれるのでしょうか。その理由は3つあります。

①水圧
 水圧が体全体に圧力をかけるので、疲労物質(乳酸)の代謝をする静脈血の流れを促す。
②温熱
 体が温まることで、血管が拡張し、疲労物質の代謝を促進させる。
③浮力
 浮力は、全身を重力から解放させ、筋肉をゆるませる。

 このように、お風呂に入るだけでも疲れを取ることができますが、今回は、体の洗い方や、お風呂の入り方を少し工夫するだけで、さらに効果的に疲れを取る方法を紹介します。

 「今日の仕事は疲れたな。」「久しぶりに運動したら足がパンパン!」という日はありませんか?そんなときは、【石けんマッサージ】がおすすめです。


①泡立てた石鹸で疲れている部位(足など)を洗う。
 石鹸の力ですべりやすくなり、軽い力で筋肉をマッサージできます。ふくらはぎをやると、最高に気持ちいいです。

 

②「もう一歩も動きたくない…。」「明日に疲れを絶対に残したくない!!」という日はこれ!
 【温冷交互浴】少し手間がかかりますが、次の日が断然違います!
  ① お風呂で体を十分に温める。
  ② 疲れている部位(足など)を冷水シャワーで15秒かける
  ③ 温水シャワーを40秒かける
  ④ ②③を5回ほど繰り返す。※時間配分 温:冷=3:1
 温める(血管の拡張)だけでなく冷やす(血管の縮小)ことでポンプの作用が働き、疲労物質の代謝をさらに促進させることができます。
※心臓に疾患がある方や、高血圧の方はご遠慮下さい。

 

③風呂上りのストレッチは疲労回復効果絶大です。
 それは、温熱効果で筋肉や関節が伸びやすくなっているからです。ポイントは4つ。
 ① どこを伸ばしているのか意識する
   「今はこの筋肉が伸びてる!気持ちいい…」と思えることが大事。
 ② 20~30秒かけてゆっくり伸ばし続ける
   ゆっくり伸ばし続けることで、「筋(きん)紡錘(ぼうすい)」というセンサーが刺激され、筋肉がさらに伸びる。
   (反動をつけずに行う。)
 ③ 呼吸の仕方にも気をつける
   伸ばす時は吐く。静止しているときは自然に。息を止めると、筋肉が緊張して伸びなくなる。
 ④ 場所は適度な硬さの床で
   畳やカーペットなどの上で行うと体が安定する。ベッドや布団の上は効果が十分に出ない。

 

【○時○分までにねよう!】
 みなさんは何時に寝るかある程度決めていますか?時間については、学年に応じて変わりますが、全体として、9時半までには寝ることをおすすめします。夏休みから、2学期へとスムーズに切り替えていくためにも、まず、寝る時間を守ることで、規則正しい生活につなげてほしいと思います。ご協力よろしくお願いします。

 睡眠時間と学力には、深い関係があるのがわかります。また、日本人は理想の睡眠時間より1時間ほど短いようです。自分のお子様の標準睡眠時間をチェックしていただき、生活リズムを整えていけるよう、ご家庭でも声かけをお願いします。