11/7(金)のお知らせ
【4年生社会科校外学習】
4年生が本日、社会科の校外学習で「那須野が原博物館」「千本松牧場」「那須疎水取水口」に行ってきました。
4年生は現在、社会科で「地いきはどのように発てんしてきたの」の学習をしています。
この学習では、那須野が原開拓をはじめ多くの業績を残した矢板武について調べ、地域の発展の中には、その地域の教育や文化、産業の発展のために先人の様々な苦心や努力があったことを学びます。
今日最初に訪れたのは、「那須野が原博物館」。
説明をしていただいたのは、現在の那須野が原博物館の前身である西那須野町郷土資料館開設当時から現在まで25年余りの長きにわたって続いている学習支援ボランティア「石ぐら会」の方々。
那須野が原開拓の様子や那須疏水完成までの過程、当時の生活の様子などについて、詳しい解説をしていただきました。
子ども達は、疏水工事の工夫や方法、那須野が原を豊かな土地にするために力を尽くした人々の苦心や努力を、学ぶことができました。
↓「水汲み体験」。実際に振り桶で水を運んで昔の人々の苦労を感じ取ることができました。
バランスを取るのがとても難しいです。
「おもーい!」と叫びながら、必死に振り桶の水を運ぶ子ども達。
↓「もっこ体験」。二人一組のペアで、運びます。二人の息が合わないと転んでしまいます!
続いて、千本松牧場に移動。
子ども達が楽しみにしていたお弁当タイム!
今日はあいにくの雨模様だったので、室内でグル―プごとにお弁当を食べました。
お弁当の後は、お待ちかねのソフトクリームタイム!
こちらも子ども達が、前々から楽しみにしていたものです。
バニラ、チョコ、チョコミックス、ゴマの4種類から好きな味を選んで食べました。
バス移動で次の場所へ。
最後に訪れた場所は、「那須疎水取水口」です。
那須疏水は、水に乏しい那須野ヶ原開拓地の水田灌漑・飲用を目的として建設された明治期有数の規模を誇る貴重な土木遺産です。
琵琶湖疏水(京都府)・安積疏水(福島県)とともに日本三大疏水として知られています。
その「那須疏水」の始まりとなる取り入れ口となる場所が、ここ西岩崎にある「那須疎水取水口」です。
第一次取水口は、明治18年に開通しました。
ここから那須野が原全体の水路に分水します。
那須疏水の旧取水口一帯は,公園として整備されています。
清らかな那珂川の流れと那須連山の雄大な姿にしばしうっとり。
子ども達は、ワークシートにスケッチタイム。
今日の校外学習で学んだたくさんのことを、今後の社会科の学習のまとめに生かしていきます。
【5年生NISSANものづくりキャラバン】
5年生が本日、「NISSANものづくりキャラバン」を実施しました。
NISSAN自動車栃木工場から二名のインストラクターをお呼びして、実技とディスカッションを交えながら「モノづくりの楽しさ・おもしろさ」を学習しました。
まずは、ブロック(レゴ)によるクルマづくり。
グループごとに、組立て係、物流係、検査係、時計係の役割分担をして、流れ作業でみんなで協力し合ってクルマを作成します。
各グループで目標時間を設定し、目標達成のために早く作るにはどうしたらいいか、ディスカッションで共有化と対策を考えます。
活発な意見交換。
「いいアイディアを出し合って、より早くクルマを作ろう!」
二回目のクルマづくりに挑戦。
子ども達は、「人と人との間をつめて、運ぶ時間を短くする」「手の空いている人が、忙しい人を手伝う」などの改善策をもとに、一回目より早い時間でクルマを作ることができました。
グラフを見ながら、一回目と二回目で時間が短縮したことを全体で確認しました。
続いて、「モノづくり体験」。
1.「ボルト締め付け」。インパクトレンチでボルトをしめます。
2.「板金」。ハンマーで板金の凹凸を修正します。
3.「定量つかみどり」。たくさんのねじの中から、手の感覚だけでボルトを3つさがし出します。
4.「ピンボード」。穴に素早く棒を刺していきます。
子ども達は今回の授業を通して、楽しみながら工夫することで、改善できた「喜び」や「自信」を養うことができました。
授業後、インストラクターの方からは、「子ども達がしっかりと話を聞いてくれて、活発に意見を発表してくれたので、とても教えやすかったです。」とお褒めの言葉をいただきました。
本日来校していただいた、NISSAN自動車栃木工場の皆様、大変お世話になりました。
【立冬】
さて、本日11月7日は、二十四節気の「立冬」。
暦の上では、今日から「立春」までが「冬」となります。
矢板市内はこれからが紅葉シーズンですが、朝晩はやはり肌寒い日が多くなってきました。
日脚が短くなり、冬の気配が感じられる今日この頃。
陽射しも徐々に弱まり、夕暮れが早まる「冬」へと季節は一歩一歩近づいています・・・。