活動の様子(H24~H26)

子どもへのまなざし1~つつじ教室から~

☆「できることから少しずつ・・・」


「あ~、こんな子になってほしいなあ!」とか「こんな子になってくれたらなあ!」と思うのは、親も教師も当然で、

そこには必ず願うお子さんの姿があるわけです。それが、いつまでにと考えると「大人になったら」とか、「この学年が終わるまでには」とか、様々だと思います。

でも、まずは長期的な目標も大切ですが、今できることは何かを考えて、小さな目標を立てて、取り組むことが大切だと考えます。

しかも、具体的にどうするのかが明確になっていて、本人も支援者(保護者、教師)もそのことを共有していることが重要です。

ややもすると支援者側の一方的な目標になっていないでしょうか?本人も理解し、本人が何をすればよいかがわかっていることが大切です。

家庭であれば、「お手伝いをする」という目標であれば、「いつ、どんなことを、どれだけ」やるのかを具体的に示して、本人も納得して、

本人が評価しやすい基準を立ててあげるとよいと思います。

例えば、「できた、できない」という評価もいいのですが、「ここまでできたら何ポイント」というポイント制も意欲を高めるのにも有効だとも言われています。

ちょっとしたゲーム感覚も大切ですね。遊び心を共有することで自然と目標の共有につながっていくかもしれませんね。

無理せずに、できることから少しずつ・・・。