「秋乾き」と「秋渇き」 鉄棒練習
秋の言葉に、秋乾き(あきかわき)と秋渇き(あきがわき)があります。
秋乾きは、秋の空気は乾燥していて、物の乾きが早いことを言います。
1立方メートル辺りの水分量は、真夏だとおよそ20gですが、10月はおよそ10gで真夏の半分くらいになります。
秋は湿度が低く、日差しが強くて、日中は気温が上がるので、洗濯物を乾かしたり、布団を干すには適した気候です。
また、秋渇きとは、秋の旺盛な食欲のことを言います。
夏から初秋は夏バテして、食欲の少ない人が多いのですが、秋の過ごしやすい気候になると、食欲が増してきます。
食べても食べても食欲は満たされずおなかが空く、そんな、止まらない食欲を秋渇きと表現するのだそうです。
そして、秋は秋の味覚と言われる美味しいものが多いので、食欲は更に増すのでしょう。
秋の乾いた空気が、過ごしやすい気候を作り、秋渇きを更に促進しているようです。
でも欲望のままに食べ過ぎると・・・、まさに『天高く馬肥ゆる秋』となってしまいますので注意が必要ですね!
【鉄棒練習】
各学年の体育では、鉄棒運動を行っています。
小学校の時期に、「逆上がり」はぜひ全員にマスターしてほしい技の一つです。
「逆上がり」が得意な子もいれば、もちろんまだまだ逆上がりができない子もいます。
「逆上がり」は、必要な筋力があれば、自然とできるようになりますが、やはりちょっとしたコツも必要です。
<逆上がりのコツ~3つのポイント~>
1.足は前ではなく、自分の頭のてっぺんめがけて振り上げる。
~体のエネルギーが、前へ向いてしまっては決してまわれません。上、または自分の後ろめがけて足を振り上げるようにします。~
2.自分の体を引き寄せる。
~お腹が鉄棒から遠のいてしまっては回れません。手の力をつかい、グッとお腹を鉄棒の方へ引き寄せることが大切です。また、手は伸ばさず曲げた状態でいる必要があります。遠心力のせいか、手は伸びてしまいがちなので、注意します。~
3.回る感覚を身につける
~回るという感覚がどういうことかを、やはり体で理解する必要があります。逆上がり練習器を使用したり、大人や友達に補助をしてもらって回る練習をします。逆上がりをする人の下に入り込み、背中で背中を押して、回らせてあげる方法もあります。
まだ、逆上がりができない子は、以上のポイントを参考に練習してみてください!
↓昼休みに、逆上がり練習器を使って、熱心に逆上がり練習をする1年生。「がんばれ~!!」
↓みんなで仲良く、「ブタのまるやきごっこ」。