避難訓練
7月11日の2校時に、避難訓練を行いました。今回の訓練は、地震が発生した後、給食室から火災が発生したという想定で、実施しました。消防署の方のご協力を得て、避難の様子についての指導をいただいたり、教員の消火器訓練、児童の煙体験も行いました。
避難訓練では、ほぼ全児童が無言で素早く集合することができました。避難開始から全員集合まで約3分40秒でした。一年生も素早く避難することができたので、良かったと思います。火災の発生する場所や時間帯など、いろいろな状況を想定して訓練できれば良いと思っています。
消火器体験では先生方が体験用水消火器を使用して、火元を想定して置いたカラーコーンめがけて使用しました。消火器は、室内なら出口を背に向けて、屋外なら風上から使用することや、炎に向かってではなく火元に向かって使用する事がポイントだそうです。また、使用できる時間は長くないので、火元に近づいて使用することも大切なのだそうです。
煙体験では、姿勢を低くすることの大切さが実感できたと思います。火災によって発生した煙は、室内の上の部分から溜まっていくので、姿勢を低くして煙を吸い込まないようにすることが大切になります。「姿勢を低く」というと、赤ちゃんのハイハイ状態を考えてしまいがちですが、腰をかがめて頭の位置を低くするのがよいようです。
矢板消防署員の方には、大変お世話になりました。ありがとうございました。