過去の学校の様子

防災の日


 9月1日は「防災の日」です。これは、1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災にちなんで制定されました。また、立春から210日目にあたり、台風などの被害が多くなる時期ともされています(雑節の「二百十日」)。
 本日、本校では4年生以上に「とちぎ防災ハンドブック2017」を配付しました。表紙には「親子で防災”を学ぶ・備える・考える」の文字があります。「どのような災害があるか」や「災害発生時の役割や連絡方法」などを、親子で確認し合う際に活用いいただければと存じます。すでに本校では火災や地震が発生した際の避難訓練を実施しておりますが、9月6日には竜巻発生に対する避難訓練を、さらに後日には不審者進入の対応訓練の実施する計画になっています。

 「災害は忘れた頃にやってくる」と警句を発したのは物理学者の寺田寅彦博士でしたが、博士は「小爆発二件」という随筆の中で、「ものをこわがらな過ぎたり、こわがり過ぎたりするのはやさしいが、正当にこわがることはなかなかむつかしいことだと思われた。」とお書きになっています。
 学校で行う防災教育で、災害に対し正しい知識を持って、きちんと対応していけるよう育てていきたいと思っています。