日誌

1/3 日光足尾11

 
日光東照宮の中で一番のメインである門は、なんといっても国宝にも指定されている「陽明門」でしょう。日光東照宮へ参拝に訪れると、まず参拝者をこの豪華春蘭な陽明門が歓迎し驚かせてくれます。そして、この陽明門は 江戸時代の建築、工芸、彫刻、絵画などの江戸の文化がすべてが凝縮され詰まっています。
 
この陽明門は、「京都御所の東の門」から名前を取って「陽明門」と名付けたと伝えられています。この日光東照宮を造営する時に、京都御所の東の鎮守としてこの日光東照宮を造営し、京都御所を守護すると言う意味合いで「陽明門」の名前を頂戴したと考えられます。
 
陽明門は、高さは11.1mの2層造りで、正面の長さは7m、奥行きが4.4mあります。
 
この門の前で「日が暮れるまで見てても飽きない」と言ったのは徳川家光公であり、その言葉が端を発し、後の世で「日暮し門」と呼称されるに至ったと云われています。