『おだいじに』の気持ちを届けています
高校2年生の山下さんは、1年ほど前、お友達のお母さまががん治療により食事がのどを通らないことを知り、食べる宝石・琥珀糖を手作りして届けたそうです。琥珀糖は、お砂糖と寒天でできたお菓子で、ゆっくり口の中で溶かしながらカロリーを摂取することができ、気持ちまで穏やかにする効果があるそうです。
山下さんは、『おだいじに』の気持ちで手作りするだけで、喜んでくれる方がいることに感動を覚え、それからがん闘病中の方やそのご家族、医療従事者のために、協力できる場で積極的に関われるよう努めているそうです。
現在は新型コロナの影響で活動を縮小していますが、以前は宇都宮市のオリオン通りに、毎月開かれる『メディアカフェ』にラッピングした琥珀糖200個を届けていました。
山下さんは、「メディアカフェに集う皆さんが、琥珀糖を口に含んだ少しの時間でも痛みや辛さから解放されれば手作りした甲斐があります。」と語ってくれました。