会長あいさつ

 栃木県中学校体育連盟
 会長 橋本 真己


 

 本会は、中学校における体育の健全な普及発達を図ることを目的に、県内10地区単位に地区体育連盟を組織し運営しております。

 理事長として関わりました令和5・6年度は、「春季体育大会」と「総合体育大会」を統合し、中学校体育連盟が主催する大会は2大会となり、会期にもゆとりをもって開催することができ、生徒の健康を第一に考え、安心で安全な大会の運営を進めることができました。

 さて、昨年度は、宇都宮・小山・栃木市において軟式野球、宇都宮市において水泳、日光市においてアイスホッケーの3種目の関東大会が無事に開催することができました。大会運営に携わった先生方、ありがとうございました。

 本県生徒の活躍としましては、全国大会において、ホッケー男子今市中学校が優勝、ホッケー男子東原中学校、弓道男子氏家中学校、弓道女子北犬飼中学校がともに準優勝、剣道女子壬生中学校、ホッケー女子今市中学校が3位、ベスト8に柔道男子足利一中学校が入賞しました。個人種目でも陸上女子四種競技優勝の若松原中学校、女子ウエイトリフテイング体重別優勝の小山二中学校、男子ウエイトリフテイング体重別優勝の小山中学校をはじめ、12名の皆さんが入賞しました。生徒・保護者の皆様はもちろん、指導者の方々をはじめ関係者の皆様にとっても、思い出に残る一年間だったと推測しています。各専門部の先生方が時間をかけて大会運営等への並々ならぬご尽力に心より感謝したいと思います。本当にありがとうございました。

 さて、令和7年度は、会長として微力ではありますが、皆様のお力をお借りしながら、職責を果たしていく所存です。歴代の会長や多くの先生方のご尽力により「実施要項引率規定」の見直しや「地域クラブ活動の参加資格等の特例」の策定や教職員分担金の見直しなど、今後想定される、少子化に伴い部活動の運営が困難な状況になった場合に備えての準備も進めているところであります。

 今後も、栃木県から将来有望な生徒を数多く輩出できるよう取り組むと共に、生徒の夢の実現と心豊かで健全な心身の育成、生涯スポーツに振興のために邁進してまいります。ご協力をよろしくお願いいたします。