東京の一番南に小中学校がある島 小笠原村母島からのつぶやき
■この1月上旬、母島で2例目の新型コロナ感染者が見つかったと放送がありました。
去年の8月13日に母島で初の1例目の感染者が発生しました。
一気に緊張が走ります。
どちらも少し緩んできている状況で内地の感染者が爆発的に増えた状況でした。
450人の狭い島です。
どちらも来島者でない限り、誰が感染したかはすぐに分かってしまいます。
心配なのは感染者や濃厚接触者に対する誹謗中傷などです。
内地の友人からは濃厚接触者になっただけで、
アパートのドアに「外に出るな!通報する!」の張り紙がされたりと聞いていたので、
とても切ない気持ちになり心配していました。
もういつ誰が感染してもおかしくない状況です。
明日は我が身です。
大事なのは責めるのではなく、フォローなのだと思います。
母島では2例とも沢山のフォローがありました♪
職場、友人、島民と外出できない当人の為に
ご飯やおかずを届けたり、声をかけたり、LINEをしたり、
とても暖かい対応だったと聞いています。
僕はそんな“情島”の母島がとても誇らしいです(#^.^#)
■今日、無事に回復した感染した方にお礼を言われました。
久々に見た元気な笑顔がとても嬉しかったです(#^.^#)
毎度のことですが、感染していると分かって、僕はまずフォローするために動きました。
困っていることはないか?周りのフォローはあるのか?と。
買い物や手続き、人とのやりとりなど、僕にできることはやるつもりでコンタクトを取っていました。
幸いにも友人や職場の同僚、近所の方が献身的なフォローをしていて、
僕がやったことは些細な事ですが、
自分が当事者だったら、どんなに辛く、困った事だろうと思いました。
去年も今回も当人がしっかりマスクをしていて、行動も気を付けていて、
感染者が他に増えなかったのも幸いでした♪
割と重症化しにくいと言われるオミクロン株ですが、
この第6波になると、友人や親しい家族にも感染者が聞こえるようになってきました。
島の友人もおが丸乗船前のPCR検査に引っかかったりしています。
なかなかの感染力をもった存在のようです。
“困った時はお互い様”
それでも母島の人と人の支える力には心強さを感じずにはいられません☆
そして、医師1名、看護師3名で対応している母島診療所のメンバーには、
毎度頭が下がります。
こんなに少ない人数で、夜間の緊急対応やコロナ対策などをしており、
こうして母島で感染が広がらない事に心底安堵しているのを聞くと、
本当に有難いなと思います。