学校長あいさつ
 この度、相楽敏栄校長の後を受け、市内の多摩中学校より着任いたしました齊木伸郎(さいき のぶお)と申します。どうぞよろしくお願いいたします。開校47年になる歴史と伝統のある諏訪中学校に着任することができ、大きな喜びを感じるとともに、緊張感に身の引き締まる思いです。

 着任前に打ち合わせのために本校を訪れた時には、出会った生徒たちからとても自然で爽やかな挨拶をもらいました。また、始業式・入学式では、新入生を含め、大変立派な態度で参列する姿を見ることができました。さらに、11日の新入生歓迎オリエンテーションは、ほとんど準備期間がない中での活動にもかかわらず、3年生を中心に完成度の高い取組となり、諏訪中生の秘めた力の大きさを実感することができました。特に3年生の活躍は印象的でした。

 気持ちのよい挨拶ができ、仲間と協力しながら、仲間のために努力を重ねる生徒たち。また、それを支える教職員の強固な協力体制と熱心で寄り添った指導を前に、改めて本校に着任した喜びを感じました。

 「意欲・共生・健康」の学校目標と校訓「未来を切り開く諏訪中生」のもと、「学ぶ喜び」を根幹に置き、「安全・安心」な、そして更なる発展のできる学校を目指してまいります。

 昨年より脱コロナとなり、ようやくコロナ以前の本来に近い形での教育活動が進められてきています。しかし、まだ、コロナの影響が全て解決されたわけではありません。主体的な活動・リーダーの育成・より良い人間関係の構築など、これからも取り戻していくべき課題が残っているのは、諏訪中も同様のことと思います。

 新1年生136名、教職員は新たに7名を迎え、令和6年度の諏訪中学校がスタートを切りました。今後も地域の学校として、発展し続けるためには、ますます保護者・地域の皆様のお力添えが必要です。これからも変わらぬご支援とご協力をよろしくお願い申しあげます。