学校日記

多摩桜の丘学園の先生による出前授業・交流学習


1年生はこれから多摩桜の丘学園の生徒との交流学習が始まります。その1回目として、多摩桜の丘学園の先生が来校し、特別支援学校とはどのような学校なのかお話しいただきました。都立多摩桜の丘学園は知的障害と肢体不自由のある生徒の一人一人に寄り添って学習を支援する学校であること、実際にどのような支援を受け、どのように授業を受けているのかなど教えてくださいました。

そして一つの新聞記事を紹介してくれました。「生まれつき耳の不自由な子、自分にとっては普通のことなのに、周りから『かわいそう』『これはできないだろう』『不幸』と線を引かれる。〈障がい者〉ではなく自分を見てほしいと願う」

「普通って何だろう」と先生は問います。元気でにぎやかな子、穏やかな子、運動が得意な子、得意ではない子、みんな一人一人違うのに普通ってどういうことか、これからの交流をしながら考えてほしいと締められました。

多様性を受け入れるとは、どういうことなのか。これからマラソン大会やボッチャなどで都立多摩桜の丘学園の生徒たちと交流を重ねていきますが、1年生の気持ちや考えがどのように変わっていくのか楽しみです。