日々の様子

交換授業(教科担任制+α)

授業を見に回っていると、あれ?と思うことがしばしばあります。

全学年で、時間数の大小はありますが、主に3年生以上では交換授業(教科担任制)を行っているため、違うクラスの担任の先生が教えていたりすることがあるからです。

専科(図工、音楽、家庭等)の先生も含めて、担任でない先生が教えることのメリットは、

・子供たちが多くの大人と触れ合える機会ができる(様々な価値観を学べる)

・自分のクラスだけでなく、広い視野で学年の子供たちを見ていくことができる

・教員の得意分野の授業ができる

・教科担任制にした教科の分だけ、授業をしなくてよい教科が出てくるので働き方改革にもなる

・1組と2組で同じ内容の授業を行うので、授業の質を高めていくことに繋がる

(最も子どもの集団が異なるので、まったく同じ展開には決してならないのですが・・・)

などが実際にやっていて実感しているところです。

先日の学校公開でも、積極的に担任ではない先生の授業を見ていただきました。

小学校で、中学校のような完全教科担任制は子供たちの成長過程を考えた時によりどころ、長い時間を一緒に過ごす起点となる大人がいなくなるために、ちょっとどうだろう?と思いますが、一部の教科の担任制であれば、そのメリットをかなり生かすことができると思います。

これは今後も継続していこうと考えています。

 

教室を回った時に出くわした教科担任の授業の一コマ・・・。

【6年生の理科】

 

【3年生の外国語】

 

【4年生の音楽】終わり間際の歌いながら片付けをする場面

 

【1年生の生活科】

こちらは生活・総合発表会に向けて自分の発表したいテーマごとに集まっています。当然クラスはバラバラになり、隣のクラスの先生に教わっている子もいました。こんな場面もすべての学年でよくある場面です。