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第1回 避難訓練

新年度早々、第1回目の避難訓練を実施しました。

避難訓練は月1回実施しています。

日本の避難訓練は、学校はもちろんのこと、地域、自治体、会社などでも実施され、条件反射的に即座に対応できるようになる取り組みが世界で評価されています。

それだけ自然災害の多い国土である証拠ですが、それ故に真剣に取り組む必要があります。

 

今日の想定は、地震、及びそれに伴う理科室からの出火でした。

放送で地震が来ましたと流れます。

(本当の地震の時は放送が流れなくても子供たちは即座に動きます)

ちょうど5年生の教室にいたので、1組と2組の様子。

 

誰もいないかのような教室ですが、じつはみんな机の下で身を守っているのです。

いやいやさすがですよね、この状態は。日本の子供たちです!

 

揺れが収まったとの放送で、出火した理科室を避けて校庭に避難します。

一番近いところから上履きのまま外に出ていきます。

整然と、静かに、素早く、避難です。

 

 

出火している想定の校舎からはできるだけ離れた場所まで来て、整列し点呼します。

学級ごとに並んだ後、確実な人数把握のために教員が手で肩を触れていきながら数えていく姿があります。

そして、全体での今日の訓練の振り返りをします。

 

今日の訓練は、初回ということを考慮しても上手でした。

このままの緊張感を保って、次回も行いたいです。

ちなみに1年生は、今日は教室からの見学としています。

(防災頭巾はちゃんと被ってみました)

様子を見て、大体の動きを理解して、次回の訓練から参加します。

 

その後解散ですが、学年や学級ごとに振り返りをしています。

実はこれがとても大切なのです。

命を守る訓練だから、というのもあります。

そして、行事(活動)をやりっぱなしで終わらない、というのもあります。

この積み重ねが教育には大切なのです。