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6年生 LOOB JAPAN 出前授業~エシカル消費を考えよう

6年生の話題ネタが続きますが、ご容赦ください。

それだけ様々なことをしているという意味でもあります。

 

「エシカル消費」という言葉を耳にしたことがあるかと思います。

消費者庁によると、エシカル消費とは、「消費者それぞれが各自にとっての社会的課題の解決を考慮したり、そうした課題に取り組む事業者を応援しながら消費活動を行うこと。」となります。

現地の労働環境を考えて、正当な賃金を払おうというフェアトレードの商品を選んで購入することなどがこれに当たります。

そんなエシカル消費に繋がる活動をフィリピンとの間で進めているNPOの LOOB JAPAN の代表の方に、出前授業をしていただきました。

 

まずはフィリピンの現状を聞きます。

カカオやバナナが有名ですが、一方でスモーキーマウンテンも。

フィリピンはごみの焼却処理をしていないので、以前はすべて埋め立てていたのだそう。

現在は、生ごみ、燃えないゴミ、リサイクルごみに分けて処理しているそうです。

それでも、いわゆる燃えないゴミは、埋め立てです。

 

そのスモーキーマウンテン近くに居を構え、ごみの中にある換金できそうなものを探して稼ぎとしている人々がいます。

モデルとして、マーク君がどうしたら学校に行けるのか、みんなで考えてみました。

グループでの検討の結果。

 

 

LOOB JAPAN では、このような現状の一助として、ごみの中のジュースのパックを買い取り、おしゃれなポーチやバッグに作り変えるサプライチェーンを構築することで、支援を続けています。

 

 

では、私たちの生活レベルではどのような行動をしていけばよいのでしょう。

 

改めて、自分の行動、生活を振り返ることにつなげていきました。

一方、消費者教育には限界があります。

ゴミを出さないモノを買おうとしても、ゴミが出るモノしか売っていなければ、ゴミは出てしまいます。

消費者の行動には限界があるということです。

ならば、ゴミを出さない商品の開発、そういう発想の開発者の育成、教育(学校)の負うべき役割は、そこに踏み込んでいかないといけないと考えています。

賢い消費者であり、賢い生産者となるよう、教育という育成を進めていきます。

 

 

今日も校庭側で繋がれていた、ゆきちゃんとよもぎ君。

子供たちと触れ合っていました。

こんな動物がいて、触れることができる学校なんて、そうそうありませんよね・・・(*^_^*)