日誌

令和5年度 入学式

始業式の時にはぐずついていた天気も、入学式前には晴れ間がのぞき、春らしい天候になりました。

晴れて第50回入学式を挙行しました。

60名の新入生が入学し、全校児童360名でのスタートです。

 

ロータリーでの受付風景。

 

受付後、保護者の皆様は体育館へ、子供たちは一旦教室に行きます。

 

 

入学式は予定通り進行し、終了しました。最後に記念撮影をしました。

 

子供たちは今一度教室に戻って、担任の先生と話したり、明日の予定を聞いたりします。

 

その間に、保護者の皆様には体育館にて書類の説明をさせていただきました。

 

さあ、小学校生活の始まりです!

明日から胸を張って、笑顔で登校してくださいね。

昇降口で「おはようございます!」とあいさつすることを楽しみにしています。

朝、車に気を付けて登校してください。

 

 

校長式辞

 連光寺小学校の新一年生の皆さん、ご入学、おめでとうございます。

今日から、皆さんは連光寺小学校の一年生ですよ。たくさんお友達をつくって、がんばってお勉強をして、楽しく遊びましょうね。

 そこで、まずたくさんのお友達と仲良くなるためのヒントを二つお話しします。

一つ目は、笑顔で元気に挨拶することです。「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」いろいろな挨拶がありますね。先生、友達、近所の方、学校に来ているお客様、もちろんお家の人にもです。

学校があるときは、校長先生は、朝、昇降口であいさつをしています。元気に「おはようございます」とあいさつをしてくださいね。

二つ目は、お礼の一言です。「ありがとう」という言葉を、毎日使っていますか。お礼の言葉は魔法の言葉です。みんなを笑顔にする魔法です。

たとえば、これからみんなの教室でいろいろなことを手伝ってくれる六年生のお兄さんお姉さん。みんなが困ったときは、必ず優しく助けてくれます。その時は、「ありがとう」とお礼を言いましょうね。

 さあ、一年生の皆さん。みなさんは今日から連光寺小学校の一員です。一緒にがんばりましょう。

 

保護者の皆様、本日はお子様のご入学、誠におめでとうございます。

本校は、「考えてやり抜く子、明るく思いやりのある子、たくましくじょうぶな子」を教育目標として、地域の皆様の多大なご協力に支えられ教育活動を進めています。お子様のこれからの六年間の小学校生活では、様々な出来事があると思います。そこで、私から、保護者の皆様に一つだけお願いしたいことがあります。それは、お子さんたちに「がんばる力」を与えてくださいということです。友達がたくさんできた。テストで百点が取れた。徒競走で一番になれた。それは素晴らしいことです。しかし、それは結果です。その結果に至るまでには、過程があります。子供たちにとっては、日々あきらめずに取り組んだり、勇気をもって一歩を踏み出したり、仲間と力を合わせて創り上げたり、そのような過程こそが、実はお子さんが大きく成長する時なのです。

 結果ではなく、いわば成長至上主義。そのために、私たち教職員は、そこに至る「過程」を大事にしたい。

 「がんばる力」は、その過程に、その成長に、なくてはならないエネルギーです。「すごいね」「がんばったね」「できたね」という言葉を満面の笑顔で語りかけてあげてください。

お子さんが小学校生活の中で果敢にチャレンジしていくその姿を尊いものとして、応援し、結果ではなく、「がんばった」ことをたくさん褒めていただければと思います。

 教職員一同、お子様が充実した学校生活を送ることができるよう、力を合わせて取り組んでまいります。ご理解、ご協力をよろしくお願い致します。

 

また、同じ子を持つ親の立場として、一言願いを付け加えさせてください。

子供の小学生時代は、家族にとって、宝物のような時間です。かけがえのない時間です。子供が大きく成長した後も、それは家族を暖めます。どうぞ、この宝物のような珠玉の時間を、存分に、そして、大切に過ごしてください。

 

最後になりましたが、多摩市中央図書館整備担当課長様をはじめ、保育園、幼稚園、地域のご来賓の皆様。本日は新入生のためにご臨席賜り、誠にありがとうございます。今後も、連光寺小学校の子供たちを見守り、支えてくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

  

令和五年 四月六日  多摩市立連光寺小学校 校長 關口 寿也