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台湾環境大使来校

5月30日(木)。台湾から環境大使の皆様が来校されました。

台湾の小中学校の校長先生や教育委員会の方、通訳さんや日本側のコーディネーターさんあわせて総勢35名の来校です。

今回の来日の目的は日本における「環境教育」や「ESD(持続可能な社会づくりの教育)」の実践の視察だそうです。

多摩市(教育委員会)がESDを推進していることもあり、視察地の候補に多摩市が上がりました。

そこで「環境教育」や「ESD」を教育活動の柱として実践している本校に来校するとなったわけです。

 

運動会の直後ですから、正直飾りつけもままなりません。

まあ、大人の都合の視察ですし・・・、さりとて恥ずかしいこともできないし、日常的に「環境教育」「ESD」を授業で行っていることを見ていただくことが最優先ですし・・・。

ということで、少しだけ飾り付けを。

 

環境大使一行のバスは、予定より30分も早く到着。

学校敷地内を歩きながら紹介していきます。もちろんヤギさんたちも(^O^)。

早速記念写真。

 

早く到着したこともあって、ちょうど谷戸田で田植えをしている5年生の様子をまず見ていただくことにしました。

 

 

30分くらい様子を見ていただいたでしょうか。

台湾は日本以上に稲作の盛んなところ。

小学生は必ず稲作体験をみっちりと行うとのことです。

しかし、東京にこんな場所があり、実際に泥田に入って泥まみれになって活動する姿には驚かれていました。

 

ようやく校舎に入り、家庭科室で1時間ほど、本校の生活科と総合的な学習の時間の学習活動について説明をしました。

説明後の質疑応答では、多摩市の教育長さんが答える場面も!(^^)!。

質問は途切れることなくたくさん出てきました。皆さんの「環境教育」への熱心さが伝わってきました。

 

 

説明の後は、4時間目の学習の様子を見ていただきました。

今日は4時間目は、低学年は生活科、3年生以上は総合的な学習の時間です。

まったく普段通りの授業です。(写真を撮り忘れてしまいました・・・)

タブレット端末を当たり前のように操作する様子、友達と伝え合い共有する様子、SDGsを授業で扱っている様子など、感心されていました。

子供たちには前日の給食の時間に、明日台湾の教育関係者が30名くらいいらして授業を参観することを伝えてありましたので、普段から外部の参観者が多いこともあって、子供たちは全く動ぜずいつもの通り。

その姿にも感心されていました。

 

まあ緊張するどころか、なんだか楽しみにしていた様子も。

これまでフランスやルクセンブルグ、カナダ、NHKなど、期せずして取材が多かったことも影響していたのかもしれませんね(^^ゞ。

中には「ニイハオ」「シェイシェイ」とあいさつする子供も多数(笑)。

 きっと夕べ調べたりして覚えてきたのでしょう(*^^)v。

「地震は大丈夫でしたか?」とタブレット端末の翻訳サイトを使って聞く子供も。

「すごく揺れたけれど大丈夫だよ」との答えに「安心しました」と返していました。

 

給食を食べていただき、最後にご挨拶をいただきました。

その中で、なんと台湾の文部科学省からの感謝状をいただきました。

ありがとうございます。

とっても光栄なのですが、なんだか気恥ずかしいです。そして、子供たちに感謝です。

来週月曜日の全校朝会で紹介しようと思います。

 

帰り際にLINEの交換も。これからドキドキです(笑)。

台湾環境大使の皆様、遠いところご来校いただきありがとうございました。