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3年生 音のふしぎ

校長室と音楽室は、廊下を挟んではす向かいの位置にあります。
校長室の扉は、来客のない限り開け放してありますので、音楽室の音がよく聞こえてきます。
(コロナ禍で歌唱の声が聞こえてこないのは残念でなりませんが・・・)

今日の1時間目。
なんだか派手な打楽器の音がします。
はじめは11月の学習発表会(学芸会)に向けた合奏の練習かなと思っていたのですが、どうもリズムが感じられません(笑)。

覗きに行ってみることにしました。
 

 

 

3年生が、理科の音の勉強をしている最中でした。
リズムがないはずです(笑)。
音は、物(空気)の振動によって発生し、伝わっていきます。
振動の幅が大きければ大きな音に。振動の回数が多ければ高い音になります。
実際に、楽器を叩いてみて、楽器がどうなって音が発生しているのかを、各自が確かめていたのでした。

実は、小学校で音の勉強をするのは20年ぶりです。
学校で学ぶ学習内容は、文科省の出す「学習指導要領」に定められており、それに沿って教科書も編纂されています。
20年ほど前に「音」の学習が削除されてしまいましたが、昨年から実施の新学習指導要領で復活したので教科書にも単元が載っています。
「物理」分野への早くからの学びが必要とされた、との見解があります。

「音」=「ふるえ」
ということを、子供たちは試して、やってみて、改めて実感していたようです。
ワークシートにもしっかり記していました。
理科は、五感を働かせる体験がとても重要です。