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4年生総合的な学習の時間(福祉体験学習)の様子

4年生の総合的な学習の時間では大きなテーマ「福祉(みんなに優しいまちづくり)」のもと、探究的な学習を進めています。

その学習の一環として、本日は、町社会福祉協議会、栃木障害者労働自立センター、障害児者生活支援センターから合計8名と多くの方を外部講師にお招きし、2~4校時の3時間にわたって福祉体験学習を実施しました。

多目的ルームでは「車いす体験」、第一音楽室では「高齢者疑似体験」、4年教室・廊下・階段等では「アイマスク体験」の3種類を1時間ごとクラス単位で場所を変えながら体験しました。

車いす体験では、何でもないような段差やカーブが移動の大きな妨げになること、高齢者疑似体験では高齢になると様々な体の変化に伴い今までできていたことが少しずつできなくなること、そしてアイマスク体験では、その人の目になってできるだけ具体的で分かりやすい情報を提供し、安心して外部環境がイメージできるようにすることなどを、体験を通して分かりやすく学習していました。

また、障害者や高齢者にとって優しい環境は、それ以外の人にとっても優しい環境となり、暮らしやすい世の中になることなども勉強しました。

ユニバーサルデザインが私たちの生活環境の様々な場面に浸透する中、だれもが暮らしやすいインクルーシブな世の中になるとよいと思います。

講師の皆様におかれましては、お忙しい中、本校学校教育活動のためお越しいただきまして誠にありがとうございました。