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避難訓練(総合訓練)

職員室から見える樹木も大変きれいに色づいてきました。

今日は、高根沢消防署から7名の署員の皆様をお迎えして、2校時に全校生で避難訓練(総合訓練)を行いました。

大きな地震が発生し、その後理科室から火災が発生し、全員が避難するという想定です。

地震発生の時、子どもたちは先生の指示通り机の下に素早く避難しました。

その後、けたたましいサイレンや警告音が校舎内外に鳴り響く緊張の中、「お おさない、か かけない し しゃべらない も もどらない」に注意しながら、全員が素早く、整然と校庭に避難することができました。

全員避難が完了したあと、校長の話、消防署員の方のお話を聞いた後、5・6年生代表児童による水消火器による消火訓練、最後に、ポンプ車や救助工作車などの見学を行いました。

校長の話では、「災害に備えることはとても大切であること」、「訓練でできないことは、本当の災害時でも絶対にできないこと」、「阿久津小のように多くの人が集まる建物から避難する時に大切なことはパニックにならないこと」など話しました。

実際、2011年3月11日に発生した東日本大震災では、阿久津小学校の校舎が大きく損壊し、その後全面建て替えを余儀なくされ、長い間児童はプレハブ校舎で生活したこともあります。

今の子供たちは、東日本大震災のことを知らない世代になっています。「災害は忘れたころにやってくる」とも言われます。こうした避難訓練等を通して、子どもたちの安全教育を推進していきたいと考えています。

本日はお忙しい中、高根沢消防署の皆様にはご来校いただき、ご指導いただきまして誠にありがとうございました。