話したくても、話せない、場面緘黙について

こんにちは、レッドです。
子どもの風邪がなかなか治らず、親子ともども寝不足です。
が、今日も元気にお仕事頑張ります!

今日のお話ですが、先日Eテレ(NHK教育)の福祉系番組で、場面緘黙(ばめんかんもく)を
取り上げていました。
私は恥ずかしながら、はじめてこの言葉(症状)を知りました。
皆さんはご存知だったでしょうか。

場面緘黙とは(NHKポータルサイトより)
http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/1800/214598.html

『場面緘黙(ばめんかんもく)とは、小児期に多い不安障害の症状の一つ。
言葉を話したり理解する能力はほぼ正常であるにもかかわらず、家庭などでは普通に話せるものの、
学校や職場など特定の場面では、不安や緊張から話せなくなってしまうという症状です。
早期に発見・対処ができれば改善の可能性が高いとされますが、日本ではまだ認知度が低く支援が
遅れています。
そのため、いじめや不登校、うつ的症状など二次障害で苦しむ人も多いといいます。』

どうでしょうか。
学校とかでおとなしい子、引っ込み思案な子。どこにでも、クラスに一人はいたと思います。
実際は家ではおしゃべりで元気なのに、特定の場面で話すことが『できなく』なる。
緊張症とかは聞いたことありましたが、こんな症状があるなんて・・・

わざと話さないわけじゃない。専門家に聞く、場面緘黙(かんもく)について知っておきたいこと
http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/1800/217342.html

「内弁慶だなあ」なんて笑い話ではないんです。
話したくて話したくて必死、でも話せない。
紙やノートに書いても出せない。
苦しんで、悩んで、周りからも責められ、もがいてもがいて、自分も自分を追い込んでいく。

一概に全ての話せない子どもがこの症状とは限りませんが、少しでも子どもたちの心を理解する、
大人として何ができるのか、何をしてはいけないのか、そんなことを考えました。

子どもたちにさり気なく寄り添い、そっと支える、そんな大人になりたいです。